9万526人

敬老の日を廃止して老人が働く「老働の日」にしてはどうでしょうか。・・・
政治のポピュリズム。大衆迎合は仕方がないのでしょうか・・・
それとも政治とはそもそも大衆のためにあるのですからポピュリズムなるものでしょうか。
今月は3連休が2回もあります。23日の秋分の日が金曜日・お彼岸の中日ですから
まぁ・・・三連休になるのは理解できるのですが・・・
敬老の日が19日の月曜で三連休とはどういうことだ・・・と毎年不満に思います。
わかっていますよ。国民の祝日に関する法律のよって2003年から敬老の日は
9月15日だったのですが9月の第3月曜日になったことは。
敬老の日の趣旨は「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し長寿を祝う」ためです。
それもわかっています。では9月15日からの一週間を老人週間と老人福祉法で
定められているのはご存知ですか・・・・3連休ばかり強調され・・老人週間には
誰も関心がないようです。
なぜないのか。超高齢化社会です。65歳以上を高齢者、老人とするならば・・
今や国民の20%以上が老人です。因みにですが、日本の総医療費は44兆円、
その8割は高齢者が費やしています。とてもじゃないが、敬愛して長寿を祝うなんて
雰囲気ではありませんね。
高齢者は若い人たちの働きによって支えられているのです。
邪魔者扱いされないだけでも感謝せねばいけません。
ですから、敬老の日とは高齢者が若い人たちに生かされていることに感謝する日に
すべきではないかと思っています。
そもそもですが、敬老の日の始まりは、1947年、75年前、兵庫県多可郡野間谷村で
9月15日に村主催の「敬老会」を催したことに由来します。
これは、野間谷村の森脇政夫村長が「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて
村作りをしよう」と呼び掛けたことからです。9月15日という日取りは、
農閑期にあたり気候も良い9月中旬ということから決められました。
9月15日には深い意味があるのです。勝手に変えてはあかんのです。
当時の平均寿命は男性50.6歳、女性53.96歳でした。
今では男性81.37歳、女性83.57歳です。
私は74歳になりますが、自分では7掛の51.8歳だと思っています。
私の周りのご同輩も大概は元気が良ければ7掛け、普通なら8掛けが相場です。
ごちゃごちゃ申していますが・・・
厚労省は全国の百歳以上の高齢者は過去最多の9万526人と発表しました。
1963年はわずか153人だったのですが・・・
ということは、今や人生100年時代です。高齢者に知恵を借りるのではなく。
高齢者にもっと働く機会を与える日、それが敬老の日でなければと思います。
敬老の日を老人が働く日で「老働の日」として老人がボランティアをする日にしてはどうか。
もちろん。。。祝日なんてとんでもない。廃止すべきです。
今のポピュリズム政治家にはとてもできないでしょうが・・Goto

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