農林水産物・食品の輸出・・・

俺の息子が、農業を継いでくれるってよ。
台湾から金魚を生きたまま飛行機で運ぶ・・・何度トライしても全部死んでしまった。
酸素が足らないのか。水が悪いのか。餌をやらないのか。高所恐怖症なのか。
それとも他国に売られるのが嫌なのか?双方の業者が悩みました・・・
ある人が・・・それは金魚に緊張感が足らないからだと、指摘。
緊張感?そうです。環境の変化に負けてしまうのだよ。
どうすりゃ良いのだ・・・その人曰く「金魚を食べるピラニア」を水槽に一匹づつ入れたらと。
そうしたら・・・どうですか。大半が元気に目的地に到着したそうです。
食べられちゃ嫌だと・・・逃げ回っていたのですねぇ。
閣僚会議で「農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略」・・牛肉、コメ、リンゴなどに続く
29番目の重点品目として「泳ぐ芸術品」と言われるニシキゴイを追加しました。
重点項目に選定されますと、生産や販売を担う関係者でつくる業界団体が「認定品目
団体」に申請できるようになり、債務補償などの支援を受けられるようになります。
ニシキゴイは観賞用として海外でも人気が高く、色や形の良いものは・・・
一匹あたり数千万円で取引される場合もあります。国内生産の半分は新潟県が占め、
米国・ドイツ・中国・インドネシアなどの富裕層が主な輸出先です。
財務省の貿易統計によれば、ニシキゴイの輸出額は増加傾向にあり、21年は59億円。
今回の実行戦略では25年に輸出額を97億円に引き上げる目標を盛り込みました。
政府は農水産物・食品の輸出拡大を成長産業の柱と位置づけ、輸出額を25年に2兆円、
30年に5兆円とする目標を掲げています。ちなみに21年の実績は1兆2382億円でした。
日本の農水産物・食品は・・・日本人が育んできた文化です。
文化とは生活様式です。日本人の食文化が、その独自性と高品質が海外で受け入れられる。
そして、輸出産業として成長し日本社会を潤す・・・素晴らしいことだと思いませんか。
毎日新聞が、農業記録賞を発表しました。今年で50回目です。
その一つとして、農と食への『ひとことメッセージ』コンクールがありました。
その受賞作に「時間をかけて、カタチになって、時を超えて、イノチに変わる」
「農業は 私たちと自然を繋いでくれる」などです。どのひと言も心に沁みます。
私たちは「いつもそこにある。でも当たり前じゃない」はずの農水産物・食品。
この国を救う宝の山です。もっと、もっと大切にすべきではないでしょうか。
ピラニアなど入れる必要もないほどに・・・最高傑作は
「俺の息子が、農業を継いでくれるってよ」Goto

コメント