環境問題への認識がもう少し高まる必要があるのでは・・・
容器も食べられます。そんなキャッチフレーズで、「イートレイ」に
注目が集まっています。環境意識の高まりです。容易ではないと思いますが
日本の技術の叡智・プラスチックの代替品として普及して欲しいものです。
製造はアイスクリームのコーンを製造している製菓会社と精器メーカーのコラボ。
発売は11年から。焼きそばやたこ焼き、かき氷などの器として使われています。
容器の最大の問題は、耐水性です。「イートレイ」は1時間以上は安定しているのが特徴。
使用後には・・・煎餅のように食べれます。味もえび煎餅味・オニオン味・
とうもろこし味など5種類。デザインも楕円形と四角の2パターンあります。
価格は、楕円形の食器が10枚入りで1200円・・安全性は大丈夫なようですが、
普及には割高がネックです。
国内では中日ドラゴンズの本拠地で15万枚ほど使用され、ごみ処理の手間が
省けると好評。イベント会場などでは受けるのではないでしょうか。
金型の設計・制作を担当した精器会社では子会社のあるタイで、販売を計画していると。
経営トップによると「タイではプラゴミの問題が注目を集めている」「潜在的なニーズは高い」
「レストランやイベントだけでなく、デパートや学校にも売り込みたい」と意気込む。
日本よりもタイの方が、環境問題・プラゴミに関心が高く、普及するとなると、
日本が環境問題に遅れているってことになりかねませんね。
となりますと、イートレイが日本で普及する課題は・・・
価格帯の他に、栄養価はどうなのか。安全性の他に問われるのではないでしょうか。
器ですが使用する食品との味のバランスはどうか。デザインや色を工夫したいそうですが・・
食べられる容器、ゴミプラの代替品だけでは、日本ではなかなか普及が難しい。
イートレイの成分はジャガイモのでんぷんです。食べなくても捨てれば分解します。
生分解性容器ですが。やはり問題はコストでしょうかねぇ・・・Goto
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