一年生の壁・・

介護保険料を子育て世代に回せ・・・国会は迅速に。
私の妄想ですが・・・最近、介護保険料がうなぎ登りです。そう感じませんか。
エッ・・・若い人には関係ないって?そうなんだ、元気な高齢者が・・
要介護の高齢者のために払う費用が介護保険料なのですね・・・
こんな話を聞きました。社会保険は一種の積立ですね。
一定の年齢に達すれば、自分の納付額がそれなりに戻ってきますから・・
でも介護保険料は、介護の必要のない人にとっては、掛け捨てになります。
それは、ボケないってことですから、幸せなことですが・・・
だったら、介護の必要のない人が支払う介護保険料を、子育て世代に回してはどうでしょうか。
岸田政権は少子化問題を国難だと「異次元の子ども対策」をするというのですが・・
詰まるのは、財源の問題です。
参院の予算委員会でも野党から「子供が小学校に入学すると、預け先がなくなる
『小1の壁』について」問題提起されました。首相にしては歯切れよく「小1の壁を
打破することは喫緊の課題だ」と力を込めました。ぜひ、具体化させて欲しいと願います。
子どもが保育園に通っている間は早朝保育や延長保育などを活用できるのですが・・
(それも結構無理しているのが現状)一年生になるとそれができなくなります。
なぜなら、学童保育は預かり時間が短いからです。
これって本当に悩ましい問題です。仕事と子育ての両立をめざす共働き世帯が
子どもを小学校に入れると途端に仕事に支障をきたしてしまいます。
職場では仕事の見直しが必要になります。同僚に負担が掛かります。
地域で協力する、そんな空気も出てきていますが・・・そこには気兼ねが。
首相は・・「放課後児童クラブ」の整備を進めていて昨年の登録児童数が
過去最高を更新したと成果を述べ、それでも待機中の児童が1万5千人に上ると説明。
「小1の壁にしっかりと向き合っていきたい」と強調したのですが・・・
議論はそこまで。「喫緊の課題だ」というものの何をどうするのか・・具体策はない。
少なくとも、二つのことを明言しなければ・・前には進みません。
一つは所管はどこなのか。文科省か、厚労省か、それとも新設の子ども家庭庁なのか。
それを整理しなければ・・ただ、答弁しただけです。当然ですが、
首相がそこまで言い切ったのです。内閣府がやるべきでしょう。
もう一つは・・・財源です。一過性の問題ではありません。
永続的に対応せねばなりません。そうなれば、恒久財源が必要です。
だったら、元気な高齢者が支払う・・・介護保険料を充ててはどうでしょうか。
エッ・・・用途が違うですって・・・税じゃないんですよ・・
国会って何のためにあるのですかねぇ・・・小学生でもわかります。
喫緊の課題には間髪入れず答えを出して欲しいものです。
それが生きた政治です。Goto

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