国民は、怒っていいのではないか・・・この程度ができない政府に。
朝日の社説。社会全体で支える必要がある。と題して、学校給食を
論じている。物価の高騰は、子供たちの健康や成長に寄与する学校給食にも
大きな影響を及ぼしている。安定的な提供を維持するために何が必要なのか
社会全体で考える視点が大切だ・・・という。
私はこのブログで何度も述べてきた。
学校給食など、明日から無料化せよと。
岸田政権、誰が見てもレームダックになってきた。
支持率20%、不支持率が70%なんて政権、よほど思い切った政策を
実行せねば回復するはずがない。
看板政策は「異次元の少子化対策」ではないのか?
松江市の公立小中学校などは給食費を2学期から、1食当たり
19〜20円値上げした。負担増に悩む保護者は少なくないだろう・・
福岡県の久留米市も今年度から給食費を値上げした。
牛丼を豚丼に変えたり、ハンバーグを小さめにしたりといった
工夫を重ねてきたが物価高騰のペースが上がり、摂取カロリーが
国の基準に満たない日もあったからだという。
飽食日本。食品ロス世界一、真面目に生きている人ならば、
誰もがお腹いっぱい食べることができるこんな贅沢な国ですよ。
その国で、学校給食で国が定めるカロリーが維持できないなんて・・
政治家は恥ずかしくないか。何が異次元の子ども対策だ。
学校給食法は、施設・設備費は自治体が、食材費は保護者が負担すると
定めているが、物価対策や子育て支援の一環として給食の無償化に
踏み切る自治体もあり対応は別れている。
そうなのです。給食法を食材費は国が負担すると、改正すれば
こんな問題は出ない。文科省は何をやっているのか。提案せよ。
聞くところによると、自治体がパフォーマンスでやっているのだから、
知らぬ。そのうち財源がなくなって困れば良い・・と中央官僚たちは
考えているらしい。だから、真剣には提案しないのだと。
それに料亭でとは言わないが、日頃から美味いものばかり食っている
政治家どもに給食の大切さがわかるはずがない。つまりは、物価高による
生活苦なんて元々が頭にはないのではないか。だってですよ。
国会議員の三分の一は「おんば日傘」で育った2世、3世ですよ。
そんな奴らに学校給食の大切さがわかるわけがないと私は思う。
それと、あえて申しますが、朝日も社説の結論で「財源の確保などの
課題はあるが、無償化は有効な少子化対策にもなるはずだ。実現に向けた
方策を進めてもらいたい・・というならば・・・
いかにも中途半端だ。なぜ、高齢者の社会保障費を削ってでも、
学校給食を無償化しないのだと、論じないのか。本質に切り込まないのだ。
朝日の日和見いかにも情けない。
国民もだ。学校給食の無償化を国で実現できるかどうかは
国政の問題だ。そのことを実現すべく、政治家に働きかけないのか。
そんな要求も政治にできないで、何が民主国家だと言いたい。Goto
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