しんどい・・・

日本国民は誰ひとりとして傍観者ではありません。

46年間、我が子の帰りを待つ・・・87歳の母親。
なぜ・・・誰もなんともできないのはなぜでしょうか・・・
怒りを通り越して、悲しみに打ちひしがれます。

1977年11月に横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから46年目になる。
今年に入って体調不良で入院、初めて死を意識したと会見で語った。
「本当に解決に向け動かないし、何も分からない。めぐみに元気で会わせて欲しい」「なんでだろうといつも思う。怒りというよりも、くたびれてしまった。
しんどい」という。

それでも「生きている間に私にできる限りのことは怠けないで、めぐみちゃんたちを助けてあげることができるよう頑張りたい」と・・母は我が子のことだけではない。拉致された全ての人たちをなんとかして欲しいと訴える。
どうすれば良いのでしょうかねぇ・・・・

岸田首相は今年の5月・拉致被害者の帰国を求める「国民大集会」で
「私直轄のハイレベルで協議を行なっていきたい」と意欲を示したが、
現実がどうなっているかは分からないが、ニュースになるような動きはない。

母・早紀江さんは「米国の大統領にも、安倍さんや歴代の総理たちにも
嫌になるほどお願いしてきた。何十年もイライラし続けて、もうくたくた」だと。そして度々娘と行動を共にする姿が報じられる金正恩について「どんなに慈しんで可愛がっているだろうと思います」・・「あなたのその優しいお気持ちと同じように、私たち家族も子供たちを思っていることを分かって頂きたい」と願う。

報じられた記者会見の内容を新聞各紙から拾ってみた。
どうすることもできない。「くたびれきった」と嘆く母親に・・
我々は本当にどうすることもできないのでしょうか。

ひょっとしたら・・・傍観者でしかないのではないでしょうか。
1億2千万人の国民、全てが自分ごとと捉え、「なんとかせねば」と
本気で思えば、なんとかなるのではないでしょうか。

岸田さん・行ってきて下さいよ。北朝鮮に。
私直轄のハイレベルな協議の結果として。
そうすれば、国民はあなたの宰相としての能力を高く評価します。
支持率はググッと跳ね上がります。

母に申し上げたい。必ずめぐみさんは、全ての拉致被害者は戻ってきます。
日本国民は誰ひとりとして諦めてはいません。しんどくても耐えてください。Goto

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