師走です。

自分の始末は自分でつける。そうすれば見えてきます。未来が・・

今年一年はどんな年でしたか?
日々充実していましたか?得体の知れない何かに腹を立て、
不平や不満が充満した年だった何てことはありませんよねぇ。
それは思うに任せぬ己に己が腹を立てているだけですよ。

師走です。一年の締めくくりの月です。
この1年間でやり残したこと、年の初めに計画したことの進捗状況など、
積み残したものがあれば、師走で片付けませんか。
充実感溢れ、新たな力が漲る師走にしたいものですね。。

年末年始の予定を立てるのも良し、やるべきことは一気にやってしまう。
でないと、年末は時計の針が急に速くなりますから・・
普段落ち着いている「師」でさえ走り回るから師走ですものねぇ。
心静かにひと月の計画を練ってみましょう。

因みにですが。12月の異称は師走の他に「臘月」(年の暮れを意味する)
「極月」(年が極まる)といった呼名もあります。
七十二侯は「橘始めて黄なり」です。「橘始めて黄なり」の橘は日本原産の柑橘類、温州みかんの原種。酸味が強く食用には向かないが今頃から色鮮やかになります。みかんの季節ですね。「温州みかん」はビタミンCがたっぷり。
取り外して食べますが、白い筋には動脈硬化の予防に効果があると言われ・・
ビタミンPが含まれているそうです。知らんけど・・・

こんな話を聞きました。
日本のこの一年・・・総括すれば、人口減少と超高齢化、
そして経済停滞が続き、あらゆるデータが私たちを悲観的にしています。

高校生9人に日本の未来について尋ねました。
その中で8人が「希望は持てない」を示す「✖️」の札を上げました。
識者からこんな意見とデータが。長期不況理論の第一人者は「日本経済の
潜在能力は極めて高い」・・・「巨大な生産能力があるからモノが安い」
「一人あたり家計金融資産は世界でトップクラスの金持ちで購買力もある」

「問題は大金持ちなのにお金を使わず、潜在能力を生かし切れていない」こと。
「生活をいかに楽しむか、そのために何にお金を使うべきかという発想に
転換して、知恵を絞っていくべき」だと思うと、高校生に・・・・

一方・・日本を代表する人口学者(そんな学者がいるのですねぇ)は
江戸時代、この国の人口は3千万人だった。「人口減少を過度に恐れる
必要はない」と高校生に諭し「国の適正人口というものは時代によりけり、
日本の人口が急増していた時代より今の方がずっと暮らしやすい」

「健康寿命も伸びているから、労働人口だって自在に増やす余地がある。
小さいけれど豊かな国になれば良い」という。二人の識者の話を聞いて
再び、高校生に再質問、そうしたら、9人全員が「未来に希望がある」との
札を上げたという。

少し厳しいかも知れませんが・・・私は思います。
残念だが、経済学者が思うほどこの国の経済、潜在能力はありません。
ITの分野での遅れがその象徴です。もはや取り返しの付かぬ状況です。
理由は二つ、教育が全く未来をみていない。既得権益にがんじがらめになって
経済は硬直してしまっている。これではもしも潜在能力があっても・・
どうにもならない。

人口学者のいうこと・・超高齢者が増える状態と3千万人の江戸時代を比べる
なんて愚の骨頂だ。高齢者の側で人口減少を見れない人口学者なんて紛い物です。私は申し上げたい。こんな程度の識者にコロリと考えを変えるような
高校生では・・・やはりこの国は案じられる。

と思う師走ですが・・・今日が不幸なら明日も不幸です。
せめて今日、悲観的にならないようする。そのために反省すべきは反省する。
やり残したことはやりきってみせる。そして自分なりの未来を描く・・・
自分と自分の未来が幸せになるにはどうすべきか。自分の力で切り拓く。
そう考えて行動するのが師走ではないでしょうか。Goto

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