日本の経済・・・

異次元に最低賃金を上げる。春闘の横並び賃上げをぶち壊す・・・

大きくでるつもりはありませんが・・・
今年の日本の経済ってどうなるのでしょうか?
さすがに新年です。新聞各紙が占っています。どれも最もだと思います。

物価高です。インフレです。賃上げができるかどうか。日本の経済を左右するのはその一点です。特に春闘を中心に大幅な賃上げをする。そして、中小企業にまで浸透する。それがポイントであるのは間違いないようですね。

もしも、岸田政権がこのまま続くとしたら・・・政権の命運を賭けて賃上げに取り組むことになるのでしょう。私は3月・24年度の予算成立を花道に岸田首相が退任、自民党の総裁選が行われ、首相が交代するのではないかと予想します。

えっ・・誰になるかですって。自民党に自浄作用が残っていれば・・乱世の人になるでしょうね。でもそんな人はいない。となりますと、破天荒なとなります。多分ですが、派閥の推薦では出馬し難い。批判もあるでしょうが。麻生派を離脱して、突破力のある河野太郎さんになるのではないかと・・・

いやいや、政治を占うのではありません。日本経済がどうなるかでした。話を戻しますが、自民党にそのエネルギーすらないならば、岸田さんの続投ってことになります。そうなれば、二つの賃上げ策を講じるでしょう。一つは政府が力ずくでできる・・・最低賃金の引き上げです。

23年に39〜47円という過去にない大幅な引き上げを行いました。その結果、東京では1113円。埼玉・神奈川・大阪・愛知が労働界では悲願だった1000円の大台に乗りました。最低は沖縄の853円ですが・・半数以上の都道府県を1000円以上に。腹を括れば・・・全都道府県を1000円以上にするかもしれません。
そうなりますと、中小零細企業が淘汰されることになりますが・・・あくまでも腹を括ればです。でも「異次元の最低賃金の引き上げ」を実施するでしょう。

もう一つは格差の拡大を恐れず、経済のバランスが壊れますが、収益の高い大企業から破格の賃上げを実施することです。そして優良企業に賃上げを競わせるのです。連合は春闘で5%以上を目標になどと、手ぬるいことを言っていますが。そんな横並びの発想こそが、賃上げを抑制しているのです。

春闘という賃上げの手段、その仕組みをぶち壊すのです。壊す方法は、同じ産業でも収益に優劣があります。高収益の企業は大幅な賃上げをするのです。当たり前のことです。そのことによって、産業界の構造そのものも改革されます。

そうなれば、そこまで強い圧力を掛けて賃上げに取り組めば、岸田政権は延命するでしょう。中途半端ならば・・・いや政治の話ではありません。企業の経営者が、特に経団連を中心とする大企業の経営者が保身に走らず、自らの判断で大幅な賃上げを実施できれば・・・日本の経済は一気に復活するでしょう。

その正念場が2024年だと私は思います。Goto

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