夜の楽しみ少ない・・・

愛知県・中部国際空港での外国人旅行客アンケート。

面白いデータが公表された。愛知県を訪れるインバウンドに対するアンケート調査結果だ。これって、どうも愛知県だけではなく・・地方の観光地全体に言えることなのかも知れない、と同時に広告会社の仕事なのかもと思う。

23年10〜11月・中部国際空港から出国する外国人旅行客を対象にしたアンケートを愛知県が実施した。不満な点として「夜間に楽しめる場所が少ない」が7.4%で「コミュニケーションを取りづらい」に次いで2番目に多かった。他の不満な点は「フリーWi-Fiの通信環境が悪い」「通訳ガイドが充実していない」と続いた。

逆に満足した点は「交通アクセスの便が良い」「観光施設などの案内表示がわかりやすい」「食の面での魅力がある」などが挙がった。

愛知県の担当者は「夜間に最もお金を落としてもらえるので、重要課題として捉え、夕方以降の伝統芸能鑑賞や日本食を楽しめる場など方策を検討したい」と意気込んでいる。アンケートに参加したのは国籍別にトップ3は韓国・中国・香港だった。

愛知県を訪れた観光地はトップが名古屋城、次いで名古屋駅周辺・栄、大須周辺、温泉、熱田神宮、犬山城、ジブリパーク、名古屋市科学館、トヨタ博物館、トヨタ産業技術記念館の順である。

この手のアンケート結果で、いつも思うことがある。メディアの評価である。
敢えて申せば、毎日新聞だが、この動向調査で問題なのは重要課題として「夜の楽しみ少ない」との声が多い。なんとかならぬか。行政は課題に方策を検討せよという。まぁ・・・それがマスコミ的発想だから、仕方がないと思うのだが。

夜の楽しみってなんだ。県の担当者は伝統芸能の鑑賞っていうが、そんなものか?違うだろう。日本食を楽しめる?それも違うだろう。だって満足の声に「食の面で魅力がある」と答えているのだから。「夜の店」安心して割安で楽しめる夜の店ってことだろう。日本人だって夜は「錦」とか「女子大小路」で夜遊びする人は少ないのだから。そんなものは、自分たちで探してどうぞです。

私は思うのです。この調査対象が個人客なのか。団体客なのかが重要だ。大半が団体客だと思う。であれば、対策を立てるのは旅行会社ってことになる。彼らが考えれば良い。まして名古屋駅周辺や栄・大須は歓楽街でもある。

個人客であれば、まずは名古屋城の改築ではないか。少なくとも木造の精密な図面が存在するのだ。であれば、世界一の木造建築物の名古屋城を造るべきではないか。夜間も観覧ができれば面白い。それと水路遊覧もある。これも夜間に運行すれば、名古屋の夜景が楽しめる・・・

個人観光客は、本当の日本を観にくるのだ。本当のとは、日本人の日常と非日常である。日常とは今の我々の暮らしであり文化である。非日常とは、我々が日常生活から離れたこの国の別世界の文化に触れたいと思うところが非日常だ。それ以外に何を求める・・・そう思いませんか。

広告会社の役割って、インバウンドの人たちの目的や思いをごく自然に受け入れる、そのための観光資源を見つけ出し提案することである。そうそう、このアンケート、愛知以外の訪問先、トップは岐阜県ですって。夜の楽しみは少ない土地柄ですが・・・Goto

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