医師不足に思う。
子供の服を、兄弟で使い回しする。
戦後、衣類不足の時代、当たり前でした。
私は、兄弟がいません。集合住宅(県営アパート)に暮らしていましたので、
大半は、近所の兄貴分達のお下がりでした。
それで、何の不満も、違和感もありませんでした。
それが我々団塊世代以上が味わった、つつましい時代でした。
だから、私なんぞは、今でも、着るモノは、捨てるのがもったいない。
清潔であれば良い。流行なんて、着手次第だと思っています。
そのせいでしょう。
新しい衣料品を買うとき、妙に、抵抗があります。
古いモノを、再利用できないか?と、一度は発想してみます。
しかし、古くなったモノを、再利用するより、
新しいモノを買った方が、経済の活性に繋がり、便利だ。
消費社会のそんな考え方も体験、よく理解できます。
高齢社会。年齢を重ねれば、身体の何処かしこは、傷んできます。
傷む人が多くなれば、それを、修理する人も多く必要です。
高齢化の進む、山間へき地、医師不足が深刻。
厚労省は、医師の増員を検討していますが、
一人前の医師になるのは、医学部入学後、15年は掛かります。
とても、高齢者の修理に間に合うとは思えません。
しからば、どうするのか?
消費社会に毒された世代ですが、一方では、衣類を使い回した世代。
無理に修理しないで、使い捨てる。それでも、良いのではないか、と思います。
これ以上、修理しても、所詮は、古着。
若い頃に戻るわけでもあるまい。
これからの時代。若い人に借金を回したら、それは、大変です。
高齢世代。新品が欲しい。満足な医療を受けたいなどと、要求せずに。
あの時代に戻ろうよ。これくらいで良い。
足るを知ろうよ。
そうすれば、高齢社会、社会保障費も削減できて、
次世代に負担を掛けずに済むではないか。
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