購読者減の原因を考えてみました・・・・・・。
このブログは「新聞を読もう」がテーマです。最近は新聞を読もうどころか。まず、新聞を購読して下さい。と、言わねばならないほど、「新聞を購読しない家庭」新聞離れが進行しています。
日本人のライフスタイルから、朝起きて「新聞受けから新聞を取り、トイレで読む」とか「朝食時にお父さんが新聞に目を通しながら、一日が始まる」とか。「お母さんが繁忙の朝をやり過ごし、一息ついて、新聞をめくる」とか・・・・・が消えたようです。
それを、嘆くつもりはありませんが。なぜ、ライフスタイルから新聞が消えたのでしょうか?
私は活字離れのせいでも、ネット普及のせいでもないのでは・・・と思っています。
ここに1月25日号の「「日経ビジネス」があります。韓国企業の強さの秘密が特集され、世界でシェアが急伸する電機のサムスン電子等の有力企業の躍進ぶりが紹介されています。
文芸春秋の2月号にも、なぜ、日本企業はサムスン電子に負け続けるのかという、日本人で初めて役員になった方の寄稿も掲載されていますが、韓国企業の躍進の内容を紹介するのは後日にして・・・
オリンピックでの韓国選手の活躍ぶりとダブります。
いやいや、隣国の企業の成長ぶりに驚いているのではありません。15日の毎日新聞の一面「余禄」、日経の「春秋」。偶然なんでしょうが、サムスンの企業力の凄さを書いています。(写真)
いずれも、日経ビジネスの特集を参考にした内容です。新聞の一面下段のコーナーは、社説と並んで、新聞の顔だと思っています。その顔が、日経ビジネスでの特集の焼き直しだと思うと・・・・・。
新聞記事に魅力を無くします。多分ですが。おそらく多分ですが、購読者離れの本当の原因は、新聞の命であるコンテンツ(記事)に読みごたえのある内容がなくなったからではないかと、思えてならないのです。
Goto
追伸
同じ15日の読売に7面に「キャッチボール」と題した署名入りの記事が掲載されています。このブログの13日付けの「風土の違い」と内容が全く一緒。偶然とはいえ、天下の読売と同じ意見なのには・・・・・。驚きと、失望が入り交り複雑な心境になります。
日経ビジネス1/25号 2/15読売新聞 2/15毎日新聞 2/15日本経済新聞
コメント
新聞を読むのは面倒ですよね。
でも、評論や社説には、モノの見方や考え方に役立つことがあると思っています。 Goto
新聞は上流階級の方達が読めば良いと思います。
新聞を読んでも関連した社会に参加が出来ないからです。
両親はきちんと読んでいましたが、なんの意味もなさず、貧乏生活まっしぐらでした。
飲食店で政治の話をしているのを小耳に挟んだりしますが・・・
ただの遠くからの戯言にしか聞こえずなんの意味もなさず、ストレス増えるだけじゃない?
で・・・何が出来るの??と思われます。
「一丸となり」と、言う言葉は日本にはないと思われます。
世の中、何かにせよ困ってる人が多いのに、光が見えない。。
助けてくれるのは、悪徳業者・・・・・
今まさに命を落とせざるおえない人も多く、社会が崩れていくのは、
そんな方達からの逆襲のようにも思われます。
私たちに今必要であり求めている記事はどのような記事なのでしょうね。。。