子供たちに教えてきたのか・・新聞切り抜きコンクールに思う・・・・・。
地道な努力を怠った付けが回ったのではと思うのですが、心配です。そうです。天下の朝日新聞、広告収入の減収に歯止めが掛らず・・・・二期連続で業績が赤字になったと発表したことです。
日本の新聞は情報の宝庫です。衣食住に匹敵する生活必需品だと思っています。新聞を読まない人は、社会常識が身に付かない。いっぱしの大人だとは言えないと思っています。
このブログのテーマは「新聞を読もう」です。私は新聞は人類が創りだす最高級の芸術品だと思っています。何を、オーバーな、と思われるかもしれませんが・・・良く考えて見て下さい・・・。
新聞の情報は政治、経済はもとより、芸術、芸能、スポーツ、文化、健康問題まで。更には世界の主だったニュースや情報も日を経ずして手に入り。解説や分析ばかりか、論評まで掲載してくれます。それを、日々家庭まで届けてくれるんです。凄いシステムだと思いませんか。
それを、購読していて読まない人がいるなんて、もったいない。それに、新聞の価値を理解せず、鼻っから読まない人が増えていますが、残念です。こんな素晴らしい情報源を放棄するなんて・・・。そんな思いで新聞を読むべしと訴えています。
朝日の赤字。私は新聞のビジネスモデルが、なぜ、崩壊しつつあるのかを理解しています。勿論、新聞社の経営陣も分かっています??。ですから、新聞社間で重複する取材を排除する記事の提携を推し進めたり、印刷や配送を統合したりして、経費削減の努力が始まっています。
斜陽産業のように、リストラが断行され人員整理などの合理化も進んでいます。ネット社会の台頭への焦りもあり、Web新聞を発行したり、コンテンツ販売に活路を探すなど、新たなビジネスモデルも模索しています。
が、しかし、「新聞命」の私としては、なぜか・・・・危機感があるとは思えません。
その理由は様々あると思うのですが。こんな点を指摘したいと思います。
新聞を作る人達は、新聞は発行したら、それで終り。翌日はただの紙切れだと思ってはいないでしょうか?自分達の仕事、すなわち日々書かれて掲載される記事を駄々草に扱ってはいないでしょうか。
膨大な量の情報を日々流すのですから・・・一々気にしていたら身が持たないとでも思っているのでしょうか?情報を扱う事に慣れて、商品である情報を大切に扱っていないのではないかと思えてなりません。自分達の商品を軽視している気がします。
25日付け中日新聞にこんな記事が載りました。子供が印象に残った記事を集めた「新聞切り抜き作品コンクール」が開催された・・・。中部9県から約8000点の作品が集まり、優秀作品33点が展示されたと・・・。私は感動しています。
興味を持った新聞記事を切り抜いて、スクラップする子供たちがこんなに多くいることに。新聞は生き物です。次の日に新たな新聞が発行されて終わるモノではありません。スクラップにした子供たちにとってはその記事は永遠の宝物です。
にも拘らず、送り手が、情報を大切にしていないのではないのか・・・・・・。
そこに、新聞凋落要因のひとつがあるような気がします。
新聞の価値を子供たちにしっかり伝える地道な努力を怠った付けが、経営の圧迫になってきたのではと思うのですが・・・・穿ち過ぎでしょうか。朝日新聞に聞いてみたいものです。 Goto
5/25中日新聞
コメント
メディアには暗いニュースを大々的に報道するのが使命だと勘違いしている向きがあります。それを読者が好むと思っているから、新聞は売れなくなるのです。週刊誌と新聞の違いなんですが・・・分かってないと・・・腹を立てています。 Goto
いつもお世話になっております。
『新聞を読もう』ありがとうございます。
新聞を始め、メディアは社会を明るく元気で景気が民間活力から上がってくるような哲学を持ったものであっていただきたいものです。
そしてそれを読んだ読者が元気になり、前向きに生きる力を得られれば素晴らしいものだと思います。
これからもよろしくお願い致します。