地域のオピニオンリーダーをめざして。
バブル崩壊から10年。失われた時代といわれて10年。閉塞感が国全体を覆い。決められない政治は、先送り以外の選択を放棄し。経済は新興国にも追い抜かれるのではないかと不安になり。悲惨なニュースがメディアを騒がせ。重苦しい社会情勢が続いている。
活路がなかなか見出せない時代背景。期待されるのはリーダー待望である。そのことが、如何に危険をはらむかは歴史が証明しているが。しかし、物事の本質を捉え、忘己利他の精神を持ち、風雨に身をさらし先頭に立つ勇気のあるリーダーの登場なんて・・・・・
明治の時代ならいざ知らず。これだけ複雑化した社会。高度に情報化した社会で、一人のリーダーに期待するのは無理だと思う。巷間、期待されている大阪市長であっても、一人の力じゃ。何も動かない。
元東大総長の小宮山宏さんが、リーダーは一人ではダメ。中央集権は金属疲労で官僚群もダメ。だとすれば、現場を知り社会を変えようとの「ミッション(使命)」持ち、溢れんばかりの「パッション(情熱)」と後先構わず突き進む「アクション(行動)」のある複数の人材を地域に求めるしかないのではと、日本再生、私のリーダー論で語っている。
私は岐阜の田舎に住むおっさんだが。閉塞感か抜け出せない地域事情からなんとか脱皮せねばと気を揉む一人。小宮山先生のリーダー論を読んで。そうか。リーダーに必要な「ミッション」「パッション」「アクション」を持つ若者を探さねばと思っている。
野田さんに、何もかも期待するのは間違いだが。社会保障と税の一体改革をミッションとするなら、遮二無二突き進む(アクション)その姿勢や良しとすべき。その秘めたるパッションが、この国の閉塞感を打破する道であろう。私は野田さんにはリーダーに値する素質が備わっていると思うのだが。あなた回りに、三要素を持った人材はいるだろうか?
我が社が、発行する地域みっちゃく生活情報誌30誌。181万部(各戸配布)には、地域社会への貢献というミッションがある。その担い手に、地域を元気にしたいとのパッションもある。圧倒的な行動力も備わっている。人ではないが、それぞれの地域でオピニオンリーダーの役割を担うに相応しいメディアに育ちつつあると思っている。Goto
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