批判のための批判はジャーナリズムではない。
都知事選、小池百合子さんの圧勝でしたね。
東京都民は、さすがに権力や組織に阿(おもね)ませんね。
参院選で道筋を付けた野党共闘も・・・玉が悪ければダメ・・ってことでしょうか
都知事選の結果を受けての新聞各紙・・・なんともお粗末な総括でした。
読売・・・小池氏は地道に重責を全うせよ。(社説)
ケンカ上手で、取り敢えず勝負勘だけありそうな・・女渡世人を選んだ。(編集手帳)
なんとなく軽いタッチで、どうも根底には女性だからと甘く見ているのでは?
毎日・・社会部副部長の解説・・ピンボケも良いところ。
政策は付け焼き刃だ。都知事は知事会の先頭に立て。都議会と上手くやれ。
謙虚さを失うと躓く、三代の知事がそうだったと。何が言いたいのかさっぱり。
300万人の都民が期待したのです。先ずはエールでしょう。
朝日・・今朝の朝刊に書くのでしょうか。解説はなし。
(野党共闘を支援する朝日です。ショックで解説記事も書けないのか?)
社説では都民の期待する政策のトップは「教育・子育て」なのに・・
小池氏は教育について語ることはほぼなかったと・・重箱の隅批判。
私は思うのです。
小池氏の圧勝の主要因は、当選の翌朝・・・こんな都民感覚とズレた解説や
社説しか書けない新聞の陳腐な姿勢が勝たせたのではないのか。
「グリーン」の何か持って集まってと呼び掛けた「SNS」を始めとする
ネット社会を理解できない、新聞の敗北ではないのか。
まだ、今朝の新聞に目を通していないが。
社説にも解説にも都政を思いやる「哲学や教養」を感じられない。
少なくとも、新知事には三ヶ月のハネムーン期間は与えるべきではないか。
批判のための批判はジャーナリズムとは言わない。Goto
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