夏休み明け自殺生徒が300人。

いじめや校友関係のもつれで・・・??
内閣府が発表する自殺対策白書(2015・6月)40年に渡る日別調査の結果。
18歳以下の自殺者数・・・9/1が131人と突出、9/2が94人。8/31が92人
夏休み明け前後が増える傾向にあると(中日8/27朝刊)・・・どう思いますか。
記事は、新学期の登校は「新たな苦しみの始まり」
いじめや校友関係のもつれが原因で・・・悩む生徒が自殺に走る。
こんな悲劇は防ごうと各地の民間団体が活動を強化していると報じる。
命の大切さを教え、自殺を踏み止まらせる活動に敬意を表しますが
果たして、いじめに悩む生徒が、そんな「駆け込み寺」を頼るモノなのでしょうか。
生徒たちの心に呼び掛ける告知を徹底しないと、空回りになるのではと危惧する。
話を戻してみよう。夏休み明けに自殺する原因は、いじめや校友関係のもつれか?
私はそれもあるだろうが、本質ではないと思う。
まず考えられるのは、そもそもが学校が嫌い。つまりは勉強が嫌。
長期の休みに馴れて、学校で勉強を強要される時間に耐えられない。
それでも学校には行かねばならない。嫌なことをするなら死んだ方がよい。
そんな原因が一番多いのではないだろうか。そもそも、学校は勉強するところ。
そこから逃げるようでは、一人前の人間にならないのでは。
文科省。来年度の予算概算要求で1兆5189億円の計上を求め・・
内、教職員の定数を3800人増やすよう要求する。
理由は20年度からの学習指導要綱で小学校の授業数が増えるため、
特定教科を受け持つ専任教員を増やし、
多忙化が進む学級担任の負担を減らすのが狙いだとか。
結構なことです。教育こそが国家100年の計です。
ぜひ、3800人と言わず、5000人、1万人と増やすべきです。
だって。夏休み明け前後に毎年・・・いじめや校友関係で、いや、私の分析では、
学校で勉強したくないから、学校に行きたくないと生徒が・・・
約300人も尊い命を落とすのです。その原因は教員の指導にあるに決まってるじゃないですか。
我々が子どものころは・・時代が全く違いますが・・ひとクラス50人以上が普通でした。
それでも、校友関係のもつれで自殺する子などいませんでした。
それが今では、ひとクラス、30人もいないのです。
山間僻地ではひとクラスが10人未満もざらです。
それでも、自殺者が増えるなんて、どこかおかしいと思いませんか。
全てを学校教育のせいにはしませんが、
それでも、学校が嫌な生徒がいるなんて・・・
今の学校教育、本質的に問題があるのではないのか。
悲劇を防ごうという民間団体ができること自体、私には理解できない。Goto

コメント

  1. レモンハート より:

    こんばんは。少子高齢化、年金も危ないというNEWSばかり。親父は派遣、母親はパート、認知症のおじいちゃんもいる….。給料も上がらない世の中。現実の格差を日々感じる子供たち、それじゃあ自殺もするわなと思えてしまいます。昔は、どんなに貧乏でも、それでも、今日より明日は、もっと良くなるという漠然とした希望があった….。なんだか、教育の指導というよりも、子育てにやさしい社会をつくらないといけないような気がします。税金の社会保障の配分を若者にシフト、そんなふうに社会が公平に変われば解決するような気がするんですが,,,,,,。