All for All

消費増税よりも経済成長ではないでしょうか。
三人で手を挙げる姿、蓮舫さん、爽やかで、綺麗でしたねぇ。
崖っぷち民主党、いや、間違い。民進党。
新代表に前原誠司さんが、僅差で枝野幸男さんを破って当選。
先ずは、前原さんに「火中の栗」を拾った勇気に敬意と祝意申し上げる。
おめでとうございます。笑顔もなく、厳しい船出と就任の弁に覚悟を見ました。
就任後インタビューでの受け答え、過去の失敗が糧になっています。なかなかの政治家です。
ぜひ、日本の未来を導いて欲しいと願います。
一年前の代表選、蓮舫さんでは舵取りが難しい情勢。ここは前原さんにと、
このブログでも書きましたが、憑き物が落ちたような蓮舫さんの笑顔に・・・
新執行部の広報担当が良いのではと思うのですが。(それも野田さん次第かな)
マスコミは野党再編問題に注目していますが、
私は、前原さんが掲げるAII for AIIに言及してみたいと思います。
結論から申しますと、増税して生活保障に分配するのがこの思想の根本です。
高負担、高福祉をめざすのが「みんながみんなのために」ですから
消費増税を掲げ、将来は15%まで上げ、介護や幼保園、医療費、大学の授業料など、
全てを無償化し国民負担をなくす考え方です。。
残念ながら、経済成長を抜きにして、増税、それも消費増税をするなんて、
民主党政権末期の消費増税で地獄を見た施策です。生活保障は誰もが望むでしょうが、
みんなが負担することは、ないでしょう。政治にそれだけの信用はありませんから。
アベノミクスとは経済成長第一主義です。経済が成長すれば、景気が回復し、
景気が良くなれば、税収が増える。増税になれば、福祉を充実させることができ、
国民の安寧が得られる。それが、安倍政権でなくとも自民党の福祉政策です。
政治は理想とリアルの狭間にあります。
今の景気は、57ヶ月回復が続き(その伸び率は低いが)いざなぎ景気と
並ぶと言われています。(地方ではほとんど実感がありませんが)
それに匹敵するアンチテーゼが「AII for AII」だとはとても思えません。
まだ、船出もしていないのに、叱責するのは些か気が引けますが、
消費増税がベースの思想には納得ができません。
前原新代表には、AII for AIIの真意を丁寧に説いてもらいたいものです。Goto

コメント

  1. レモンハート より:

    追伸:サラブレットよりも、野ネズミのほうが、信用できる。野ネズミは、どんな苦境にも耐えうる精神がある。そんな事業主を応援するクラウド・ファンティングなんてステキです。

  2. レモンハート より:

    こんばんは。おっしゃる通りです。増税なき経済再建こそ成長の近道のような気がします。そのあとに議員削減、そして財政再建の順番で実施してほしいです。自分事ですが、いくらアベノミクスといっても、金融緩和といっても、地方の銀行は、一度たりとも返済を怠ったわけでもない飲食店ごときには融資は無視。クラウドファンティングも飲食店ごときでは、目新しい事業ではなく無視される。結局、金と土地がなきゃ、何もできやしない。情熱なぞ、何の役にもたたない。地方にいて個人ががんばっても、そう思えてきます。そこで、後藤社長殿には、やつてもらいたいことがあります。情報誌の中で情熱のある地方の零細企業と、大手企業とのパイプを繋げる「中広版クラウドファンティング」。地方を活性化するには個人企業にお金の血液を巡らせる。零細店の改装や2号店店舗….。そんなパイプになる事業を期待しまーす^^