結局は、トランプ大統領との約束を守ったんですね。
今年も補正予算が組まれるようですねぇ。
年間予算を決め、実行中にも拘らず・・・この時期に必ず補正予算を組む。
この風潮って、いつ頃からそうなったのかはわからないが、
1.2兆円の建設国債を発行し、低金利で不要になった国債の利払いや、
16年度決算の余剰金を合わせた2.7兆円の補正を組む。
昨年度の余剰金があることも、低金利で予算よりも利息が少なく済んだのも・・
それら、すべてを補正に当てるという。
政治家なのか、それとも財務省なのか、定かではないが・・・
彼らには、前年度の余剰金や予算額より安く済んだ額ができたなら
借金の返済に充てる・・・そんな発想はないのだろうか?
民間企業ならば、無理に使おうとしないで、返済に回そうと考えるのだが。
お国のお金は他人事・・1000兆円を超す借金があると・・・
年収850万以上の給与を受け取るサラリーマンからは増税するのに・・・・
平気で使ってしまおうとする感覚が理解できない。
2.7兆円の使途の内訳だが、表向きは・・・地域の声を踏まえて公共事業、
災害復旧費、災害の拡大を防ぐ減災・防火対策柱として・・・
後は日本と欧州連合による経済連携協定発効を見据えた
農業分野の対策にも計上するらしいが・・・それらは如何にも
前回の総選挙のお礼の感が否めない。
それとこの補正予算の裏には、トランプ大統領来日時に約束させられた・・
北朝鮮有事の防衛ミサイル購入などの軍需費に大半が回ることになろう。
と考えると、日本はやはり米国の属国と申しますか、
従属国であることを鮮明にした補正予算ではないかと言わざるを得ない。
北朝鮮情勢は緊迫している。そのために防衛予算が必要なのはわかるが、
米国の言いなりとは如何にも淋しい限りではないか。
そうならそうで、一層、日本海側の海岸線にセンサーを取り付け、船の出入りを
完全に把握するシステムを作る予算を組み込んではどうか。
それなら、国内の企業に予算が回るし、国民の国防意識が高まるから・・・。Goto
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