国家のアイデンティティが瓦解する・・その口火になるでは?
ほんまかいな。あまりにも安易ではないか。
警察庁・・・運転免許証の有効期限表記を元号から西暦に変更すると決め、
免許証の様式を定めた道路交通法施行規則を改正すると。
理由はパブリックコメント(意見募集)の結果、
「免許を保有する外国人が増加していることへの対応」だと説明。
背景には改元の予定が定まったことで表記がそぐはなくなったからだと。
不敬だが、そんな理屈なら、突然崩御されたどうなるのか。
表記は平成のままではないか。警察庁の退位便乗ではないか。
そもそも、外国人がわからないというなら、今でもわからないのではないか。
乱暴に申せば、日本で免許証を習得するなら「郷に入っては郷に従え」ではないのか。
政府や自治体の公文書は慣例的に「元号」を採用しているが、
来年の改元を前に西暦との併記の動きが活発化している。
栃木県、元号のみを使用していたが、この4月から、政策目標や契約期限を記した
文章、ホームページで元号と西暦の併用を始めた。
この理由も「改元を控え、県民にわかりやすく情報を発信し、
誤解が生じないようにする必要があると判断した」結果だと。
長野県茅野市では12年12/10から、市の発行物は西暦と元号を併記している。
「日常生活で西暦を使う場面が多くなり、国際的に元号が通用しない」との
職員の提案からそうしたと。
よろしくない傾向だと思っています。
免許証の有効期間表記の元号廃止で西暦変更への引き金となって、
全国の自治体が西暦表記に変わっていくようなことになれば・・・
元号はこの国のアイデンティティです。寄って立つ基盤です。
その根底が崩れれば日本は日本でなくなる、そんな危機感を持ちます。
責めて、責めてです。政府、自治体の公文書では、どちらを使うかの
統一的に定める法令がない現行に、元号表記を法制化せよとは申さないが、
少なくとも併記を法制化しないと、来年5月からの新元号が
早晩・・・有名無実と化すのではと危惧する。Goto
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