ひとりは万人のために、万人はひとりのために・・・
9月12日で緊急事態宣言は終わるのか。マンボウも解除されるのか・・
然るべき人たちの声では・・・少なくとも9月いっぱいはと。
9月17日から総裁選があり、総選挙があります。政府の本音は早めにとの思いでしょうが・・・
簡単ではないようです。いつまで経済が止まったままか・・不安が募ります。
ハワイの友人からです。
オワフ島では「セーフ・アクセス・オアフ・プログラム」が9月13日から60日間実施
されるそうです。ワクチン接種証明書か、陰性証明書の提示がなければ島内の
レストランや公共施設に入れない・・・いわゆるワクチンパスポート・ヘルスパス制度です。
実施にあたり、ホノルル市長は「感染拡大の抑制と企業の経済的ダメージを
できる限り抑えるために行うもの、将来的なロックダウンの実施を
示唆するものではない」と語り、市民に理解を求めると共に、
ウイルス感染拡大の防止のためにワクチンを接種するよう呼び掛けました。
デルタ株による感染拡大が続くなか・・・EU各国も同様の制度を設けています。
さて、我が国はどうでしょうか。政府は国民の45%が2回の接種を終えたと発表・・
10月か11月の始めには希望する国民全てに2回の接種を終了させ、
年内にはブースターを開始すると・・・・
だったら、自粛要請という名の中途半端な緊急事態宣言などやめて、
ワクチンパスポートでもヘルスパスでも良いが接種証明書を発行して、
それを提示すれば、飲食店は開いて良いとすれば、店側も持っていない人を
入れなくて良いことになり、安心して仕事ができると思うのですが・・・決断できませんねぇ。
決断できないのは人道主義です。
ハワイではワクチン接種の資格のない12歳未満の子どもは対象外。
スーパーやファーマーズマーケット、ショッピングモール、テイクアウト専門の
フードトラックも対象外。また15分以内の滞在ならレストランのテイクアウトサービスなどを
利用する際は証明書の提示は免除されます。
人道主義の基本は「ひとりは万人のため、万人はひとりのため」です。
ひとりのために万人が我慢、辛抱をするのは美しい、素晴らしいです。
そうあるべきです。でも「国が何をしてくれるのではない、国民が何をするか」です。
一人ひとりが万人のために何をすべきかも考えるべきではないでしょうか。
取り敢えず、ワクチン証明書を発行することで経済を救う、接種を促すことです。
ハワイのきめ細かな「セルフ・アクセス・オアフ・プログラム」には
参考にする価値があると思うのですが・・・政治家は総選挙に向かっています。
万人のためどころか、自分のためにしかないようです。Goto
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