安全第一が過剰になっていませんか。その事の方が問題です。
日本の大動脈は新幹線です。でも最近、よく運休しませんか。
盆休み・ノロノロ台風が紀伊半島に上陸・・・進路を西に振って、
関西・中国・山陰地方を直撃、たまさか休みだったおかげで、
被害は最小限で済みましたが、その余波で新幹線が運休になりました。
帰省客や観光客にとっては、災難でした。
安全第一も結構ですが、気象変動が激しくなっています。
今のマニュアルでは、どこかで何かの異常が起こるかも知れない・・
ってことで、直ぐに運休するのは如何なものか。そりゃ、止めて仕舞えば、
事故は起こりませんが、乗客はたまったものではありません。
もう少し、柔軟な対応ができないものでしょうか。私の感覚では、
新幹線ってそんなに柔ではありません。日本の鉄道技術者は世界一です。
過剰反応ではないかと思います。ぜひ、マニュアルを見直して欲しいものです。
新幹線の車内ワゴン販売が10月末をもって終了するとの発表があり、
メディアを賑わしました。私的にはそんなに大騒ぎすることかと思います。
2000年には新幹線の食堂車が廃止。12年「こだま」での車内販売終了、13年には特急「しなの」「ひだ」などの車内販売終了。19年九州新幹線で車内販売終了。別の鉄道会社ですが、近鉄・名鉄特急でも車内販売終了しています。
日本の鉄道は飲食物の車内持ち込みを禁止しているわけではありません。
ビールが飲みたければ、ホームの自動販売機で買えば良い。腹が減っていれば、乗車前にコンビニでおにぎりでも買って乗れば良い。それだけのことです。
現に「こだま」に乗車するときはそうしています。
JR東海の言い分は「売上が減少している。人手不足で販売員の確保が難しい」
そうですよ、不採算のサービスには限界があるから廃止する。至極真っ当な経営判断です。それだけのことです。山陽新幹線はJR西日本が「のぞみ」での車内販売は続けるそうです。不採算なら早晩廃止になるのですが、頑張っています。
それも経営判断です。私はJR東海が正しいと思いますが・・・
それと、車内販売が廃止されて、誰が困るのでしょうか?
私は開業の1964年から新幹線に乗っていますが・・・ワゴンを利用したことって何回あるでしょうか。満員で窮屈、通路側に足を出さざるを得ないとき、
必ず、ワゴン車が睡眠を妨げます。コーヒーを頼んで、溢す人を何人も見ています。
「寂しい」とか「時の流れか」とか情緒的な記事には首を傾げます。
私の周りには惜しむ利用者はいません。
貴重な新聞の紙面をそんなノスタルジックな話題に使って欲しくはないですね。
もちろん、そんなにムキになることでもないのですが・・・
新幹線の目的は、安全に時間通り乗客を運ぶことです。
安全が勝ちすぎますと、動かさないのは如何なものかです。
それと、2時間以上遅れると、特急券を払い戻す制度は止めた方が良い。自然現象には誰も逆らえないのですから。そのことの方が、乗客として、問題だと思っています。Goto
コメント