東京から日本を変える

東京を動かす・・・・橋下徹はどこへ行った。

どうしたことか?私は東京都知事選に熱くなっています。いや、正確に申しますと、完全無所属で、義憤に燃え、幕末の坂本龍馬、いや高杉晋作。いや吉田松陰のような人物・広島県・安芸高田前市長・石丸伸二氏に当選して欲しいと思っています。願っても、岐阜の片田舎に暮らしています。なんの影響力もないのですが・・・

でも、告示以降・彼の選挙戦をYouTubeでウォッチしていて、彼のことを知らない。理解していない東京都民に、彼が都知事なれば東京が変わるよ。東京が変われば日本が変わるよ。政治が変わるよ。私の暮らす岐阜も地方もつられて良くなるよ。だから、あなたの貴重な一票を生かして欲しいと訴えたくて仕方がない。

今日は6月27日・投票日は7月7日です。選挙戦は残り10日間。
時間がなくて残念な結果になった。そんな悔しいことが起こってはならない。
まだ、10日間もある。私のやれることがまだあるはずです。動いてみたい。

日経が、他の全国紙とはひと味違う都知事選の分析をしています。
東京都民の都知事選への動きと役割、そしてメディアの対応についてです。
60年代です。大都市に自民党政権と対峙する形で、革新自治体が誕生した。
東京は美濃部・横浜が飛鳥田・名古屋が本山などだ。

美濃部はマルクス経済学者・赤かぶれの我々東京の学生が支援したものだ。
3期目の不出馬を表明した美濃部に、自民党は衆院議員だった石原慎太郎を擁立、美濃部はファシストに都政は渡せないと、3選出馬し石原を退けた。

そうなのです。東京都知事選挙はイデオロギー対決の場だったのです。
その後、社会党が衰退、高度経済成長もあって、都知事は官僚の鈴木俊一に。
手堅い官僚政治で3期務めたが、高齢と都庁舎新築の批判を受け、自民党が党本部と都連で分裂。NHKの名キャスターだった磯村尚徳を幹事長だった小沢一郎が擁立。都連の粕谷茂会長は「東京のことは東京が決める」と訴え、鈴木は磯村を振り切り4期目を。その結果、小沢は幹事長を辞任。保守政権に亀裂が入った。東京都民の意地を感じた。

95年の都知事選では都民の政党不信が反映。大政党の支持を得ないテレビドラマ「いじわるばあさん」を演じ参院議員になっていた青島幸男が当選。
93年に非自民の細川内閣が誕生、社会党が連立を組むなど、政治の流動化一気に進み、その結果が青島の当選である。青島には各党が推薦した官僚の石原信雄が出馬したが、無党派を取り込んだ青島が圧勝した。大阪府知事選ではタレントの横山ノックが当選した。政治がバラエティ化した。

その後は政界から引退していた石原慎太郎が「東京から日本を変える」と名乗りをあげ。自民党と対峙する形で再出馬。自民党は国連事務次長の明石康を擁立、鳩山邦夫や舛添要一らも参戦、混戦となったが石原が制した。その後はご案内の通り、猪瀬直樹が当選したが、献金問題で。舛添要一が公私混同で失脚。自民党都連を批判してみどりのたぬき・小池百合子が2期を務めている。

その後石原は国政への思いを断ち切れず。4期目の途中、2012年に知事を辞任。
衆院議員に返り咲き首相の座を狙ったが、国政の議院内閣制に阻まれ散った。

と、60年代からの都知事を振り返ってみると。
保守対革新のイデオロギー時代にはメディアの影響力があり、
都民には革新的な知事を選ぶエネルギーがあった。

民主社会主義を標榜した官僚政治の時代には官僚への信頼があった。
55年体制が崩壊・細川政権が誕生する時代には政治不信が蔓延した。
だから青島に。都民は21年後に出馬「東京から政治を変える」石原を選んだ。

さて・・・今回の都知事選。都民は自民党の隠れ支持を受ける「緑のたぬき」に引き続き都政を任せるのか。それとも60年代の革新都政を目指す「赤いキツネ」を選ぶのか?日経の都知事選を振り返る特集を深読みするに・・・

東京都民が選ぶのは、石丸伸二しかいないと思う。
「東京から日本を変える」石原慎太郎の崇高な理想が蘇るのではないだろうか。
敢えて申す、風雲児・橋下徹は何をしているのか。沈黙は許されぬ。Goto

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