落ち目の政権と組織減少の連合で何ができますかねぇ・・・
ハング・パーラメントって様々な影響が出ますね。
16年ぶりに連合のトップが首相に対等な立場で政策を要求する
「政労会見」開かれた。なんとなくだが、モタモタしている石破政権と
春闘でも力を発揮できない連合の「政労会見」って大丈夫かと思った。
そもそもだが、政労会見はいつから始まったのか?
正確にはわからないが、連合が発足してからではないかと想像できる。
年4回開催されていたのだが、16年前、もうそんなになるのだ・・
「民主党政権をバックアップした連合なんかと会見なんぞやってられるか」と安倍晋三首相が拒否。それ以来途絶えていたのが、石破政権になって復活。
連合にとっては悲願が実ったってことだ。
みのりある内容になったかといえば、(新聞報道の範疇だが)
お互いの思惑が一致したからに過ぎない。そんな気がする。
連合は、芳野会長3選が目前。再選の目論見があるようだ。
石破政権にとっては、右派的な強硬な姿勢ではなく、野党にも
柔軟であるところを示し、野党と協調せねばとの思惑があるようだ。
政治の世界です。思惑があって当然だが。
話の中身は、トランプの高関税政策が「賃上げの機運に水を差す懸念がある。
最大の善処を願いたい」とする連合。首相は「中小の労働者にしわ寄せがいかないよう連合と問題意識を共有し、難題を乗り越えたい」と受ける。朝日や毎日はいかにも歴史的な会見であるかのような報じ方だが・・・
石破政権の足元はグラグラ。補正予算を組むと言って、舌の根も乾かぬうち提出見送りの話が。物価対策とトランプ関税が理由だか、参院選ばかりがちらついている。野党の批判で、5万円給付金「ばらまき」をビビり。消費税減税もやると言ったり、やらないと言ったり。でも、自民党幹事長はやりたいらしい。
内閣不一致どころか、政府と党の意見が違うのでは・・・
連合だって、大企業中心で中小企業の組織化ができない。
これだけ組織力が落ちれば、いくら政労会見をやっても
朝日新聞には響くかも知れないが・・・国民にしてみれば「あっそう」で
終わりの話。
それにしても石破政権・いかにも軟弱。信念がないですね。
それがハング・パーラメントってことでしょうか。
私は単純に、この状態が民主主義の一つの姿だと思いたいのですが。
それが国民を不幸にするってこととなら、民主主義もねぇ。Goto
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