8月は平和を考える月です。日米地位協定ってどうなの・・・
私が知らなかっただけかも知れないのだが。東京には横田基地の他に・・
1945年の終戦から在日米軍が使用している土地の一つに東京・港区・六本木に
米軍施設「赤坂プレスセンター」があります。
港区長が「区民の生活を守る」ため撤去の必要性を訴えているのだが・・
赤坂プレスセンターは約3ヘクタールの在日米軍施設。Stars and Stripes等の事務所や宿舎、給油所、ヘリポートを備えています。
首都圏の要人輸送や都心での広報・ロジ拠点としての機能があると説明されています。まぁ・・CIAなど諜報活動の拠点ってことです。港区をはじめ周辺自治体は返還を求め続けていますが、防衛省は「都心への迅速な要人輸送や広報拠点としての役割があるため現時点での返還は困難」としており、全面返還は難しい状況にあります。
沖縄の米軍基地と同様、防衛省が反対しているのです。返還は容易ではない。
ちなみに横田基地もそうです。長大滑走路を持ち、在日米軍の輸送・総合作戦のハブ的存在です。東京圏への航空・ヘリ輸送の中継拠点でもあり、首都圏の要人・物資輸送や大規模な共同訓練に使われています。日米の戦略上、重要な基地とされています。
赤坂と横田は運用面でつながっており、横田→赤坂(都心)を結ぶヘリ輸送や
人員移動のため赤坂側のヘリポートが前線拠点として機能しています。
米軍にとって都心で迅速移動できる希少な拠点です。返還は難しい状況です。
石原慎太郎都知事時代、横田については、返還が難しいなら、航空圏外し民間利用で共同運行させろと迫ったことがありましたが、沙汰闇になりました。
毎日新聞は、調査でセンターを利用するブラックホークなどの米軍ヘリが都心で日本のヘリならば違法となる低空飛行を繰り返していると主張。日本政府が事実上黙認しているのはおかしい。背景には、日本の航空法の高度基準の適用除外など米軍機に与える日米地位協定の存在があります。
港区長もセンター撤去を求める理由の一つに、米軍機に「日本の航空法が適用されていないこと」を挙げています。
安全保障の問題だ。日本は米国の核の傘によって守られ、国防を米軍に依存しているのだから、センターも横田についても返還要求など不可能だとするのが大勢だが。トランプ関税を見るまでもなく、米国の言いなり。抵抗するなどもってのほかだとするなら、やっぱり日本は米国の従属国だと言わざるを得ない。
誰かが要求しなければ返還などあり得ない。港区長頑張れとエールを送りたいのだが。返還には気の遠くなるような地道な取り組みが必要です。そんな面倒なことはしない。現状を良しとするのが日本人なら、いっそ、51番目の州になったらどうかと思うのだが・・・乱暴だね。でも独立国でないのはもっと悔しいね。Goto
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