この街も捨てたもんじゃない

ボランティア活動にも工夫があっていいですよね。
朝の通勤時、感心することがあります。それは、街の爽やかな風景です。
普段より早い出勤時に見かける、中高一貫学校の先生たちの通学路清掃の姿。
私立だからなのでしょう、土曜も開校、昨日の朝も、元気な掛け声とともに、
せっせと、箒を動かしていました。(たぶん、先生方だと思います?)頭が下がります。
先週、やや、遅い出勤の日がありました。その折に見た、旧市役所跡地公園での清掃の姿。
その公園に隣接する信用金庫のスタッフの早朝ボランティア活動です。(営業日は毎日だそうです)
どちらも、義務的にやらされているんじゃない。
街を奇麗にするには意味がある、あるいは、意義がる、そんな、目的意識が感じられるんです。
前回のブログで、タバコの吸い殻が多い柳ヶ瀬地区を、この秋から路上禁煙にしよう、と、
市が決めた、と書きました。でも、この街の何処かしこに、こんな爽やかな動きがあります。
通勤路に市役所もありますが、私の時間が合わないのか?職員が周辺を掃除する姿など
ついぞ、見たことがありません。それで、路上禁煙の条例を作ってもね〜。
こんな新聞記事を読み、我が意を得たりと、思ってます。
あの大阪、ミナミ・道頓堀で月に一度、真夜中に開かれるイベントの話です。
午前0時にスタート、7,8人のグループに分かれ自己紹介の後、ネオンの消えた街に繰り出し、
途中休憩をはさんで午前3時に終了、その後はファミレスで電車の始発まで語り合う。
主催者は、多様な価値観や生き方が認められる社会を作りたい。
それには、気楽に参加できるボランティア活動があれば、若者が社会にかかわる糸口になる。
そんな発想で始まったのが、遊び感覚で「夜」「おしゃれで格好いい」
真夜中の「ゴミ拾い楽しまナイト」イベントです。昨年の8月から400人以上が参加している。
ブログを見て参加した一人は「ゴミ拾いはかたいイメージがあったけど、仲間もでき
楽しんでエコ活動ができると気づいた」そうです。
JTのCMの影響かも知れませんが、楽しんで参加でき(なぜ楽しいのか?奇麗になるからです)
格好いい(ボランティアって格好いいじゃないですか)ゴミ拾い活動。
大阪のみならず、都会を中心に全国各地の若者に広がっているそうです。
都会の若者もなかなかやりますね。
地方では、若者が、深夜に歓楽街での清掃イベントとは行きませんが、
就業前に、企業や学校のスタッフが、地域の美化運動に積極的に取り組む姿。
凄いじゃないですか。爽やかな朝の風景ですね。
この街も捨てたもんじゃありませんね。
まさか、早朝サービス残業だ。
なんて、ピンボケを、労働基準監督署に、市役所が告げ口しないでしょうね。
                     Goto

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