新嘗祭

仕事選択に我欲が強すぎないか??それが心配です。
今日は何の日。改めて、カレンダーを見ました。「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝し合う」勤労感謝の日です。
20日の朝日新聞。来春卒業予定の大卒就職内定率が大幅悪化と報じています。大学が62,5%。短大29,0%。文科省、厚労省の調査以来最大だそうです。
地方では、新卒の求人もさることながら、中途採用も(我社も生活情報誌に求人コーナーを設け、求人紙を発行して就職案内を続けていますが)雇用の現場は目を覆うものがあります。
学生の就職活動が本当に、厳しい環境にあるのが解ります。勤労感謝の日に就職難を話題にしなければならないのは、さびしい限りです。
政府もデフレ経済に陥っていると発表。国会も足の引っ張り合いはほどほどにして。早急に景気対策の手を打つべきです。マスコミも、新政権(60日)の揚げ足ばかり取ってないで、本気で景気対策の後押しをすべきです。
国民の喫緊の課題は、働く場「雇用」を確保することにあります。それには、インフレに舵を切るしかありません。それなのに「経済は回復基調にある」なんて、とぼけたこと言ってるに日銀。誰か強烈に尻を叩いて欲しいものです。
勤労感謝の日は、そもそも新嘗祭から来ています。新嘗祭とは、五穀豊穣を感謝し天神地に祈る神事(天皇が執り行われます)です。最近、お腹いっぱい食物を頂ける事がおざなりになっています。
まずは、毎日食事がいただけることに感謝する。そして、天の恵みを育んでくれた農業従事者に、加工し流通し手元まで届けてくれた人に、感謝する。その心があれば、如何なる仕事にも感謝できると思います。
大学生の働き口がないのは現実でしょうが。しかし、私の見るところでは、仕事に、自分の欲望やわがままが入りすぎてはいないでしょうか?働くということはもっと、謙虚で神聖なものだと思います。
それにしても、デフレを解消、景気を回復して、雇用の場を確保するのは為政者の重要な仕事だと思うのですが・・・・・。
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