生き方

政治家なら毅然とせよ!!意見と批判は違う。
政治の話ですから、民間の企業や組織とは違うと思いますが、組織とは何か?マスコミとは何か?その本質に触れるような話ですから、人生訓として参考にしてはと思います。
民主党の生方幸夫衆院議員の副幹事長解任の問題です。私は二つの点で、彼の言動に疑問と不信を持ちます。まず、組織論が理解できていない。自民党の園田博之衆院議員は谷垣執行部を批判すると決意した時、幹事長代理の職を辞任しました。
組織の構成員ならともかく、仮にも執行部の一員ならば、その職を辞して批判すべきだと思います。民主党の場合。一見小沢独裁政党のようにマスコミが煽っていますが、執行体制の中枢は、14人の副幹事長によって担われているようです。
副幹事長は国会内の幹事長室に陣取って、党の運営を切り盛りしているのですから、執行部の一員です。そうで無いとすれば、企業の管理本部スタッフでしょう。その地位にあるモノが、決定権者を批判すれば、組織運営に支障をきたすことになります。組織人は何を言っても、良いものではありません。
民主党は野党ではありません。政権政党です。中枢のメンバーでその自覚のないモノ。つまりは、国家を担う認識のないモノは、その任に留まってはいけません。組織とは非常なモノです。厳しいモノなのです。それを知らないのは無知。理解できないのは無能といいます。
組織とはなんであるかを理解できない御仁を執行部に選んだ安易さも批判されますが、少なくとも、執行部の一員ならば、園田氏のように、職を辞して批判すべきです。(新聞によりますと、ご本人が批判して何が悪いとおっしゃっているようですからどうしようもない人物ですね)
もう一つの問題は、マスコミ中毒に罹ってしまっているということです。最近彼は、テレビに良く出演しているようです。我々凡人には理解できないのですが、マスコミに登場しますと視聴者からちやほやされます。その快感は忘れられなくなる病気だそうです。
一度スターダムにのし上がって、フットライトを浴びますと、人気が落ちて誰も相手にしなくなっても、自分だけがスター気取りでいるモノがいます。そんな病気に罹ったモノをマスコミ中毒患者と言います。
彼も、中毒に罹って、自分が大スターなんだと勘違いしてしまったのではないでしょうか。
彼にもう少し思慮分別があれば、批判をするのではなく、意見を述べる筈です。
鳩山弟が、テレビに出演して・・・・「新党結成はいつですか?」「離党の決意は?」などと、畳み掛けられ、引っ込みがつかなくなって、離党、誰も相手にされなくなった現実を観れば、マスコム中毒の恐ろしさが分かると言うモノです。
私の想像ですが、彼は近々、民主党を離党することになります。勿論、組織論も分からない政治家ですから愚かな道を選ぶのは当り前んなんですが、マスコミの餌食になって、使い捨てられます。
彼の名字は生方。組織とは如何なるものか。マスディアの怖さとはどのようなものか。組織人としての生き方を教えてくれたとすれば、成程、名字の「生き方」に納得できます。
それにしても。何事も小沢が悪いと煽るマスコミも大問題ですが・・・・政治家が軽すぎますね。          Goto

コメント

  1. レモンハート より:

    民主党執行部の判断・・・。これで地方主権は嘘っぱちだった。4年間は地方に望みはないことがわかりました。

  2. レモンハート より:

    視点を変えてみます。だめなやつは叱る、切り捨てるという合理的管理職は、はたして能力があるのか?管理職に求められるもの、それは、第一に人間通であること。人間に興味を持ち、じっくりと観察できる人。そのためには、感受性を磨き、他人の言うことをよく聞くひとでなければならないと思います。アメリカの大手IT企業、広告代理店では「虻」のように口うるさい人材を求める求人広告をよく目にする。常に新しい血を入れ替えるための企業方針です。この問題はどちらが悪いのかは現場だけにいるものしかわからない。どちらも(管理するほうもどちらも)、非難することでもないと思いますが・・・。議論するなら予算、法案(民主党は景気対策、地域振興等やらなきゃいけない予算をやらずに子供手当て等、即票取りができる予算を通したがる。)について議論すればよいのですから。