行かず後家

小沢対◎◎と政局がらみで記事を書くのは・・・・・
マスメディアって・・・・どうなっているんでしょうね?民主党の代表選では・・・小沢対反小沢と煽り。内閣改造でも・・・脱小沢か親小沢と・・また煽る。政治記者って小沢対◎◎・・・と書かなければ記事が書けないのでしょうか。
政治不信・・・政治の貧困は、マスメディアの薄っぺらな記事にあると申し上げても過言ではない。
イタリア在住の作家、塩野七生さんは、公正・中立で客観的であるべきだと装い、脈略もなくその場限りの批判を繰り返すさまのマスコミを評して「行かず後家」の意地悪と表現している。その通りだと思う。
さらに・・・塩野さんは、マスメディアの凋落理由を、テーマの取り上げ方が、卑しく下品に変わったからであると断罪している。政局については騒騒しいくらい・・・そうです。小沢対◎◎ならば・・・論ずるのに、政治を正面から取り上げることをしない。
大新聞の政治部の記者や政治評論家は、何を見ているのかと思ってしまう。テレビに終始顔をだす政治評論家も学者も、重要なことはさし措いて瑣末なことしか論じないという点では変わりない。低俗化した方が、購読者が増え、視聴率が上がると考えているようだ。
この考え方が、人々をマスメディアから引き離しているのに気付いていない。人間は自分個人ならば卑しく下品なところはあると知っていても、そのようなことばかり浴びせられると、遅かれ早かれアレルギーを起こすものなのだ。
それも特に自分一人ではいかんともできないこと、つまり国の政治を託した人が対象であった場合はなおのことだ。少なくとも、選挙で一票を投じた人であり、党なのだから(文芸春秋)。とメディアが大衆から遊離する本質を語っている。
新生菅内閣がスタートした。過度な期待をする訳ではないが・・・。メディアは・・・・・政局がらみの小沢対◎◎で報道するような・・・行かず後家の意地悪はやめて。まともに政治を論じて欲しいと心から願う。                   Goto

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