おやじバンド

音楽の力って・・・凄いんですねぇ。
このブログでも何度か書いたが・・・私は、最近でこそ、尊敬する友人が音楽に造詣が深く、彼のブログを読んで・・・感心したり、驚いたり、頷いたり、音楽に興味を持つようになったのですが・・・
そもそも・・音楽というモノは・・・苦手です。
なぜ、そうなのか?と申せば、子供の頃に聞いた親父殿の歌う歌に原因があったと、今でも信じています。音程が外れるのを音痴と言うのですが、親父殿は並大抵の音痴ではない。どんな歌を歌っても、歌詞が違うだけで、すべて同じ節・・・
父子だから同じ節回し(笑)になるわけでもないのだが。子供の頃私も歌を歌うと親父殿のように、周りの人に音痴だ、音痴だと笑われました。・・それが嫌だから、歌はけっして歌わない。(カラオケもやらない。いや、出来ない)
そんなトラウマが、音楽に興味を持てなかった要因です。
だから、音楽を愛し、音楽を大切にする人に接すると畏敬の念を持ちます。ましてや、楽器を演奏しながら歌を歌う人には・・本当のところ、天才か宇宙人ではないかと思っているくらいです。
先日・・・岐阜に赴任、メディアの中核で活躍されておられる方(50代)と一献傾けた折。一枚のCDを頂来ました。驚きましたねぇ・・・・そのジャケット、寺内たけしじゃないかと見間違えるほど・・迫力あるエレキギターを引く姿に・・・・。
「えっ、これ、あの・・・その」ジャケットの写真と紺のスーツ姿で岐阜事情を淡々と語るその人とが同じ。そのギャップに驚き、ギターを鳴らしてるリズミカルな写真とを見比べ・・尊敬を超え、驚愕でした。
「いやー。凄いですね。大変なことです。へー、1000曲近いレパートリーがあって、司会も、ボーカルも、で、バンドを組織して・・・・20年近く・・・へー。定期的に各地で演奏を。最近は岐阜でも・・・・柳ケ瀬で」「学生時代から・・・ビートルズにあこがれ、今ではビートルズの曲で・・・」なるほど、成程・・・
もう・・・そこから話は彼の音楽観に頷き、佳境はビートルズ談義。時の経つのも忘れ・・・。最近はおやじバンドブームで、そう言えば・・・我社の生活情報誌の特集に各地で活躍する中高年のバンドが賑々しく掲載されていたのを・・・・。
50過ぎて、一端の仕事をきちんとこなし、それでもって舞台に立ち・・・観客に音楽を聞かせる・・・そんな凄い方と一緒できて、とても幸せでした。
相変わらず苦戦が続く新聞広告ですが・・・日経新聞24日付け朝刊・・・8ページぶち抜き、久々の大型企画が掲載されました。・・・・その内容が「日経おとなのバンド大賞2010」・・・全国688組から予選で勝ち上がった12組の・・・・・・決勝大会の模様・・・の特集でした。
それが、これだけの(写真参照)広告になるんですから・・・・・・音楽の力って凄いんですね。
それにしても・・・今更ながら、親父殿を恨みます。                    Goto
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12/24日本経済新聞
 

コメント

  1. Goto より:

    蛇の道は蛇と申しますが・・・・音楽に疎い私の周りには、音楽に関心のある人がいないと思っているのですが・・・関心がないから気が付かないのかもしれません。変わらぬご指導願います。
                 Goto

  2. リミスキー より:

    そういう方結構いるんですね。
    弊社にも何人もいます。
    同期には学生時代にメジャーからシングルを出してた人もいるんです。
    プロよりもプロらしい人です。
    その方のお話を一度聴いてみたいものです。
    演奏者の立場から見る音楽と、
    視聴者としての見方は自ずと異なります。多分。
    それがいいんですけど。