怒り納め・・

舌の根も乾かぬうちに・・・・どうなっているんだ・・・
今年も残すところ・・・三日。このところの寒波が尾を引き・・・日常から体温の低い私目としては・・寒さが堪えるのですが、今年最後の怒りで、身体を熱くしようと思います・・お付き合いを。
24日・・・次年度の国家予算が発表されました。25日朝刊各氏の一面トップ・・・読売「借金頼み、限界予算」。朝日「借金頼み、国債、再び税収上回る」。毎日「新規国債、税収超す」。日経「未来かすむ、改革なき予算」・・こんな見出しをよくも付けるモノだ。
私は最近・・・声を大にして、この国を不況に陥れているのも、国民に失望感を植え付けているのも、国の将来に不安を抱かせているのも・・・すべて「メディア不況」という言葉を使ってメディア批判をしています。(とりわけ、政治・経済面では。)
考えて見て下さい。随分昔のような気がしますが・・・・「政治とカネ」の問題で、親からカネをもらったカネで秘書を雇うのは罪悪だと首相を引きずり降ろしたのも。政治家は汚い金を手にするモノだと、自民党時代の悪習を引きずっていると政権党の幹事長を悪の権化にして、表舞台から引きずり降ろしたのもすべて、メディアの過剰報道です。
メディアは本気で、政治にカネが掛らないと思っているのでしょうか?バカバカしい。政治家がまともに政治に取り組もうと思えば、それなりの人材を集めねばなりません・・・それには人件費が掛ります。自らの主張を世に問うにも、それなりの活動費・広報費が必要です。
組織政党ならいざ知らず・・・自前で選挙費用を負担し、政策立案や調査をしねけらばならない自民や民主では、そのカネをどこから捻出するのか・・・個人献金で賄えるのか?そんな土壌がこの国にあるのか?国民はメディアの尻馬に乗って、政治に要求するばかりで、政治家を育てようとはしていません。
政治にはカネが掛かるものなのです。にも拘らず・・・・メディアは、自分一人が清廉潔白、おカネは汚いものとして扱う。・・・もう忘れてしまいましたか?
菅首相の「消費税10%増税」発言。それを、唐突だ。まだ無駄がある。時期尚早。マニフェスト無視などなど、鳩山・小沢の「政治とカネ」の問題と絡めて、国民に増税反対・カネに汚い民主党に政権を任せて良いのかとの・・・イメージを植え付け・・・国民を扇動したのは、メディアじゃないですか。
その結果、民主党は大敗。再びねじれ国会。これでは政治が動かなくなるのは当り前。日々、法案通過率過去最低。政権に決断力が無いと無能扱い。これでは世の中良くなるわけがない。
情報社会、これだけメディアが大きな影響力を持つ時代・・・表現の自由、言論の自由・・・だから何を言っても良いって、事になるのでしょうか?おっさんはメディアの横暴を真剣に怒っているんです。
随分・・長くなってしまいました。ここらで、怒りを落ち着かせて。
で、民主党が始めて組んだ本格的な次年度予算に、なんですって・・・消費税率を上げろですって?(・・私は公務員の人件費を二割削減すれば、消費税率を上げるべきだとの立場ですが)
日経・・・封印した消費税を箱から出してこい。朝日・・・・消費増税を軸とする税制の抜本改革の道筋を示せ。読売・・・・破綻を回避するのは税制の確保が肝要、消費税率引き上げしか手がない。毎日・・・消費税など安定した財源を充実し・・・・だって。
オマエら!!恥を知れ。恥ずかしくないのか。半年前です。わずか半年前・・・この半年で、どんな風に状況が変わったのか?
国家財政が半年で、どのように変わったのか?その説明もなしに・・・、首相が消費税に言及したのを袋叩きにしておいて・・・・、舌の根も乾かぬうちに・・・消費税の増税を社説で論じる神経は何なのだ???
この言いたい放題、場当たり的な無責任さ・・・酷過ぎないか。いい加減にしろ。と怒鳴りつけてやりたい。この国を貶める元凶はメディアだ。メディアを何とかしなきゃ来年の展望などありゃしない。
おっさんは本気で怒ってるぞ。だいぶ・・身体が熱くなって来ました。
今年の怒り納めです。               Goto

コメント

  1. Goto より:

    リミスキーさま
    こちらこそ、一年ありがとうございました。
    勉強させて頂きました。
    年齢からすれば、本来もの申す歳ではありません。むしろ、もの申される立場です。
    怒っているようでは青臭いですね。
    地域社会のために何ができるか。この年末年始にじっくり考えてみたいと思います。
    良いお年を。 Goto

  2. リミスキー より:

    今年も1年、大変お世話になりました。メディアに対するお怒り、ごもっとも!とメディアの内に身を置く者も感じる今日この頃です。石の上にも3年、1000回突破あればこそこのパワーに感動すら覚えます。正直最近の報道はヒドイ。事実を事実として不偏不党で伝えるだけ!という基本に立ち戻ることでも随分変わると思いますが、それも前向きな論調でやって欲しいものです。

  3. 夏原健次 より:

    いつもお世話になっております。
    消費税増税には反対ですね。景気がさらに悪化する心理が働きます。景気は心理的なもの、経営には心理的なものが大きく影響しています。
    景気心理学、経営心理学。この二つの心理学を駆使して、メディアで誘導すれば心理的に景気を改善することが可能です。
    ところが、景気心理学、経営心理学を駆使して景気を改善しようと考えているメディアは果たして何社あるでしょうか?
    ほとんどが、経済学理論と風潮に流されるのが現実かもしれません。
    是非、メディアの皆様には景気心理学、経営心理学という概念を駆使した戦略的なメディア、報道をしていただければ日本や世界の大きな成長戦略になるのですがいかがでございましょうか?
    経済が育つには人が育つことです。
    人を育てるには心理的的手法も必要になります。
    経営心理学、景気心理学を研究していただきまして、成長戦略としていただくことをお祈り致します!
    ちなみに、
    「全国ラジオ体操キャンペーン!毎朝6時30分のラジオ体操で明るい日本!毎朝ラジオ体操で、おはようございます!」のキャンペーン活動はは景気心理学、経営心理学的手法だと考えています。