トヨタのカイゼン運動に匹敵する日本の最高思想技術に・・・・
必ず出てくる議論ですから早めに述べて置きたいと思います。別段、先を競う必要もないのですが。菅首相が、静岡県の浜岡原発のすべての原子炉の運転停止を要請・・・中電は渋々ながら承諾しました。
国家権力とは凄いモノですねぇ。ベトナムに原発を売り込み、日本の総電力の50%を原発にすると政策に掲げた政権が・・・自らそれをひっくり返し・・・おまけに、既存の原発を停止してしまうのですから。
これで、福島原発事故に始まった関東圏の節電ムードが、一気に日本国全体へと蔓延しました。
私は原発推進派です。もんじゅ開発派でもあります。でも、流石に、福島原発事故に遭遇して、慎重派にならざるを得ません。(勿論、極端な反対派にはなれませんが)
で、思い起こしてみますと・・・子供の頃、雷が鳴る。台風が来る。頻繁に停電したモノです。故郷岐阜は山国・・・至る所で川を堰き止め・・・水力発電の建設が行われました・・・反対運動もありました。
最近では・・・揖斐郡の徳山に治水、利水目的で多額の公共投資がなされダムが完成したばかりです。今から思えば原発推進の余波だったのでしょう、水力発電の機能は設置されませんでした。構造的に可能かどうかは分かりませんが、徳山ダムに発電所の建設ってことになるかもしれません。
私たちは、スイッチをONすれば、如何なる器具でも、電気が流れ、使用できると、いつの頃からか、思い込んでいました。それが、電気の需供のバランスが狂うと、電気のありがたみが分かると同時に、果たして料金は適切であったのか?どうか?
省エネとかエコとかいいながら・・・あまりにも安易に、無駄に・・電気を使っていたのではないかと、改めて気付かされ、反省させられました。
日本人は・・・同じ方向を向くと・・・・エネルギーの問題だから言うわけじゃないのですが・・・爆発的なエネルギーを発揮します。一部の経験主義的な評論家やメディアが・・・夏場には電力不足が、だとか、生産拠点が逃げ出してしまうとか申しますが・・・そんなことはありません。
日本は、世界中が腰を抜かすほど・・・代替エネルギーの開発、実用化に始まり、エコ製品の開発、さらには、国民一人一人の省エネ意識の高まりなどで、まさに、世界が渇望する国に変貌します。
我社でも、昨対で電気料金が・・何割削減できるか、中電管内の20拠点の実績値と目標値を決め、月別に管理します。我社だけではありません。日本中の事業所、家庭で行われるようになるのですから・・・・。
災い転じて・・・・何とかと申しますが・・・・真剣に節電、省エネやりましょうよ。きっと、世界中に日本の省エネ商品と技術が売れるようになりますから・・・トヨタのカイゼン思想のように。
私は決して楽観論者じゃありませんが、それが技術立国日本の生きる道だと思うからです。 Goto
コメント