新聞業界の動向をじっくり眺めて見たいと思います・・・・
随分動きが活発になってきました。火曜日に朝日新聞のデジタル版が創刊された話を書きましたが・・・引き続き・・・朝日新聞社は有料の三つの情報配信サイトをスタートさせました。
一つが、ニュースを分析し深堀した・・・WEBマガジン(月額262円)。もう一つが、学習教材でしょうか?天声人語など朝日新聞の記事を教材にした時事英語(月額525円)。それと、サンデー毎日等の週刊誌や文藝春秋など朝日以外の媒体とコラボした短編の電子書籍「WEB新書」(105円)
なかなか・・興味が湧きそうな・・・サイトです。有能な記者が書いた新聞本紙のコンテンツを多面的に活用して、有料サイトを組み立てて行く・・・新聞社ならではのニュービジネスではないでしょうか。
背景には携帯パソコン・・・スマートフォンやipadなどの電子書籍用端末機器の普及があります。本格的なネット情報社会の到来を察知したのでしょう。その意味では満を持しての、と申しますか、背水の陣で・・・朝日は電子化に踏み切ったと思います。有料情報サイトのスタートだと思います。
とりわけ・・・「WEB新書」での週刊文春、週刊ダイヤモンド、サンデー毎日、毎日新聞、文藝春秋などとの複合的な媒体活用は、新聞・出版業界を巻き込んだ淘汰・再編の前触れでしょう。
私は一般紙は、単なるニュースを掲載してもあまり意味がないと思っています。むしろ、WEBマガジンが掲げるような深層に鋭く切り込むコンテンツに代えるべきだと思っています。その意味ではWEBマガジンの動向が注目されます。
朝日新聞のデジタル版創刊、それに続く、三つの有料情報サイトのスタート・・・まだ、腰が引けている感じもしますが・・・従来のビジネスモデルが長期低落傾向にある中・・・一石を投じたのは間違いありません。今後の成り行きを・・・田舎から・・じっくり眺めて見たいと思います。
Goto
5/21朝日新聞
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