85億円

電子書籍の時代に、85億円掛けて、岐阜市立の図書館を建設するなんて。
えっ・・・・と、驚きました。14付・・・朝日新聞朝刊、岐阜県版の記事(写真参照)に・・・。今時、図書館に85億円ですって?
それも、岐阜市内の一等地(約二万坪)。まさに、中心市街地に。図書館ですって。
私は、この整備事業に疑問です。
1、岐阜市には、予定地から、車で、10分ほどの距離(勿論、岐阜市内)に岐阜県立の立派な図書館があります。その、利用度には、まだまだ、余裕があります。にもかかわらず、なぜ、二つも必要なのか?
2、市民活動交流センターが入る複合施設も同時に建設するというが、交流センターとは、何か?複合とは何と何の複合なのか?そして、誰が運営、管理するのか?具体的に決まっているのならば、予め、市民に明確な説明が必要です。
3、図書館建設は、一等地の第一期整備です。第二期が市役所の移設らしい。それに第三期も計画されているようです。その全容が明らかにされていません。なぜ、明らかにしないのか?
4、第一期予算の総額が、85億円掛かることを、朝日新聞で始めて知りました。
では、第三期整備は、いつ終了するのか。幾らの費用が掛かるのか?少なくとも、予算措置も含め、公表すべきです。
5、財政逼迫の折、箱モノに資源を使うよりも、有効な活用方法があるはず。
この一等地は、歓楽街柳ヶ瀬まで、徒歩5分。岐阜市の中心地で、最後のまとまった土地です。民間の叡知を結集することはできないのか?図書館と市役所では、余りにも、安易な発想ではないか?
6、岐阜市の賑わい、憩いの場とするそうですが、図書館が賑わいの場だとは思えない。
図書館は静かに、読書し、研鑽を積むところではないのか?賑わいが生まれるとは思えない。
7、85億円のプロジェクトです。当然、市議会が予算を可決したはずです。どの委員会で審議したのか?いつの議会で可決したのか?教えて欲しいモノです。少なくとも、私は知りませんでした。
私は図書館を整備、充実させることに反対ではありません。しかし、疲弊し、活力を失いつつある県都岐阜市。このままでは、活力のない老人の街になってしまいます。なんとかして、活性化しなければならない。
心ある人たちが立ち上がろうとしている時、市内の一等地に、県立図書館と重複させてまで、あえて、市立図書館を造る必要があるのでしょうか?市民は眉をひそめています。
この無謀な計画を中止させるには、市民がおかしいぞと、声を上げるしかありません。
朝日新聞の記事は、そんな市民の声を代弁してくれたモノと思っています。 Goto
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9/14朝日新聞

コメント

  1. Goto より:

    おっしゃる通り。
    時代錯誤も甚だしいです。
    こんなアナログに市長を任せているのは、
    岐阜の恥です。私にも製造者責任が付いてまわってますが。Goto

  2. 藤掛 より:

    時代錯誤です。下記サイトは、ご参考になると思います。
    http://japan.cnet.com/news/commentary/35007383/

  3. まい より:

    ご無沙汰しております。
    岐阜市に図書館!?図書館によく行く私でも、さらにそれだけの公費を使う程必要は感じません。だって、今までいろんな地域の図書館にいきましたがどこよりもすいてますよ。それより、既存の図書館が東京のビジネス区のように、夜遅くまで開けてくれたらなっと思います。
    私だったら、図書館ではなくキッザニアを誘致してほしいです。市役所の施設もその上の階につくってもらっても結構。駐車場も公的機関や銀行も土日は民間駐車場になってる時代だし、一緒に利用してもらって。
    良い場所なので、キッザニアでなくとも何かワクワクするものがほしいですね。
    瑞穂在住の私は電車で岐阜駅に降りる事は半年に1回。買い物は名古屋か大垣、子供と文化的散歩は西岐阜ですみます。岐阜駅降りてバス10分。いい場所だけに、楽しめるものと税金をおとしてくれる民間企業を誘致してほしいと思います。
    言うのは簡単だよとお叱り受けそうですね。:D