やってみなわからへん

政治学者よりも・・・・大阪のおばちゃんの目ぇーのほうが・・・。
大阪の市長選挙。ダブルスコアとまでは行きませんでしたが。橋下徹さんが、21万票以上の大差を付け当選しました。橋下新市長の「都構想のスタート台に立った」との記者会見での厳しい表情。
「ひょっとしたら、大阪のみならず、日本を変えてくれるのでは」と期待したい。
都構想。維新の会では2015年春には、府市から都へ移行させると公約する。それには、13年度までに野党多数の大阪市議会での可決が。14年度までに住民投票での合意が。そして、議席を持たない国会での法改正が・・・・必要となる。
「そんな。たいそれたこと、一人でできまっかいな」「まるで、ドンキホーテやないか」でも、「えぇーやないか」「やってみなわからへん」「できへん訳、なんぼきいても、ようならへん」と、大阪のおばちゃんはわり切ったんちゃうか。
で、新聞紙上に掲載された政治学者たちの、批判を列挙してみたい。
まず、市議会。住民投票。国会での法改正、どれも、重戦車のような突破力がなければできない。法整備するにはあまりにも厳しい道のりである。
市長になって何がしたいのか分からない。その先が見えない。維新の会も良く分からない。集団で動き出すと怖い。橋下氏の制度叩きで議会制民主主義を乗り越えて良いのか?との手法は問題である。日本の民主主義が壊れる。
都構想はどんどん、中身が変わってる。実現したら社会や経済がどう変わるのかは何も説明されていない。閉塞感や欲求不満が広がるなかで「現状を破壊する」という言葉のイメージに期待するのは危険だ。小泉郵政改革の轍を踏むことになる。
橋下さんは典型的なポピュリスト。グローバル化が進み、東京が著しく国際化して経済も政治も一極化するなかで「都構想」という発想が、東京に対抗意識を持つ府民に受けただけ。メディアを利用した大阪の「強いリーダー」としての演出が無党派層に浸透した。所詮はタレントである。
以上が、識者・政治学者の批判です。私に言わせれば。為にする論であって、批判のための批判に過ぎません。分からないなんて、政治学者の言葉とも思えません。では、他に大阪を元気にする施策があるのでしょうか?地方の閉塞感を脱却する方法があるのでしょうか?
大阪のおばちゃんの・・・・判断は合理的です。「あかんかったら、また、変えたらええ」「やってみな分からへん」・・・橋下のぼんは、「うきあしだってぇへんで。市長になったんは、スタート台にたったんやって。いうとるがな。ほんまもん、見分けることぐらいできますがぃな」ワツハハハ・・・・・。
4年で都構想が実現したら・・・・この批判の責任はだれが取るんですかねぇ。
えー。その時はその時ですって・・・・・  政治学者って・・・・大阪のおばちゃん以下かも。  Goto               

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