ナルシスト

少女の心の鏡を・・・大人に持て・・・・記者の矜持・・・よくぞ書きました。
読売新聞(3日付・朝刊)に、社会部次長名で、とても面白い(納得の)コーナー(連載らしいです)が掲載されてましたので、紹介します。ただし・・・読者に向けて書かれているのでは無い気がします。
タイトルはポケットにNEWSを。見出しは「心の鏡に映る自分」。内容は、ナルシストを戒めるモノです。
小学校4年生の少女が「震災でたくさんの人が悲しんでいるのを知りました。私がクリスマスに欲しいのは「まほう」です。まほうが使えたら。。ひさいしゃをしあわせにしてあげたいです」と、心に被災地の悲しい現状が映り、少女に自分の姿がない。
放射能うんぬんで送り火に使う薪を送り返したり、花火を取りやめたりと、理も情もない我が身限りの心配が・・・ナルシストの本質。魔法が必要なのは・・我々大人ではないでしょうか・・・・と。そうですよね。私もその通りだと思います。
で、文章は、ナルシストをこう定義しています。
鏡で自分の姿をうっとりと眺めたりする人だと思われていますが、犯罪心理が進む米国では「凶悪犯の典型的な人格の一つと教えられていて・・・・以下の傾向があると。
自分にしか関心がない。
横柄で尊大
称賛を求める
成功や権力の空想に浸る
自分を特別だと思っている。
他人を利用する。
特徴は男性に多く。強い自己愛と自尊心に支配され、自分だけが正しいと信じている。
他人からの批判や非難には激しい怒りを覚える。あいつはおかしい。こいつもおかしいと果てもなく恨みを募らせる。・・・・・
おもわず・・・・私の中にも・・・・と。ドキッとするのですが。
問題は、妄想の域まで肥大するかどうか・・・・例えば・・・何十人もの罪なき人を奪った「尊師」と呼ばれた死刑囚のようにと・・・・そんな比喩なら、私とは無関係・・・・安心したのですが。
うぅーん。読売新聞・・・社会部次長が、あえて書く、ナルシストの戒め。
次長殿は、大人に向かって言っているのだ。大人・・・大人・・・。「心の鏡に映る、自分」見つめ直して欲しい大人。
読売新聞の次長殿・・・・そうか。記者の良心・・矜持からでた叫び・・・・納得です。 
(この話題・・・ちょっとくどいですね。今回で止めます)    Goto

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