金メダルがなんだ。

8月だからこそ、尚更に、全力を尽くす選手の姿を讃えたい。
メディアという奴は。五輪で、日本選手が、なかなか金メダルが取れないと、ジワリジワリと批判を始めている。まるで、あの時代。出征兵士を万歳で送り出し、戦局が思わしくなくなると、兵隊を責め始めた時と似ていないか?
世界のアスリートが凌ぎを削る大舞台に、参加出来ただけでも、素晴らしいこと。そりゃ。メダル手にすりゃもっと、誇らしいかもしれないが。日の丸を背負っているからといって。メディアが国民の代弁と称して批判するのはお門違い。
7/30付・読売新聞に掲載された、スポーツショップの全頁広告のコピーに心惹かれる。
スポーツに感動できる人がたくさん住む国の未来は明るいと信じています。
「メダルより自己ベストを喜びたい。」そう言ったアスリートの言葉を忘れない。
メダルを手にすることは素晴らしい。
世界のアスリートと競い合い、勝利をつかむ価値の大きさは疑いようがありません。
メダルを讃える人の気持ちも、純粋だと思います。ですが、わたしたちは、
メダルの輝きよりも美しいのは、自己ベストに挑む汗の輝きではないか。
スポーツをする人にとって、自分の壁を打ち破る瞬間が、
何ものにも代えがたいスポーツの喜びだと思うからです。
ベストとは記録のことじゃない。たとえば、できなかったことが、始めてできた瞬間。
ゴルフのイメージ通りのショット。野球の連携プレー。テニスのリターン。サッカーのトラップ。バレーボールのレシーブ。トレッキングで味わう爽快感。人それぞれ、これだ、とわかるベストの感覚はある。スポーツのかけがえのない喜び、自己ベストの瞬間を応援したい。
素晴らしいコピー。タイムリーなコピーです。
私の早朝ウォーキングも、満二年。スポーツには程遠い。たかがウォーキングだが。
時々、折々に、昨日を超えたのではと、感じる瞬間がある。(階段を昇る時。ゴルフのショットの時。血液検査の数値を比べた時など)
スポーツに講じない人に限って。メダルを意識する。メダルが取れないとなじる。
なじる声が大きくなると、国が良からぬ方向へと、動きだす。8月だからこそ尚更に。メダルよりも、「自己ベスト」に全力を尽くす選手達の姿を讃えたい。Goto
追伸
我社の「地域みっちゃく生活情報誌」・名古屋名東フリモ(名東区・66,250部。全戸配布)と、つぅぴーす(三重県・津市・71,360部・全戸配布)8月号の巻頭特集では「愛知県下の空襲を伝え、次世代の平和に役立てたい」と、平和の大切さ、命の尊さを知る「津市大空襲記録」を掲載しています。(写真参照)
        
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