親しき仲にも礼儀あり。
先週末から、連日、真夏日に熱帯夜。高温・熱中症注意報。暑い、暑いと言うな。夏は暑いから夏。暑いと言えば涼しくなるわけでもないと、憎まれ口を叩き嫌われるのだが。四季をどのように受け入れるかは、とても大切なこと。
汗だくになると、肌着が、肌にベットリと絡みつく。その感覚って。とても嫌ですよね。
夏に負けたよう気分になりませんか。そんな時。どうしますか。冷たいシャワー浴びて、肌着を交換すべきですよね。そうすれば、スッキリ。夏を乗り越えた気がします。
今日は真夏日。だったら。予め暑さを予想、推し量って。夏に立ち向かう。そんなに気負うことでもないのですが。持ち歩くカバンに、替え着を用意するとか。扇子、ハンドタオルを持ち歩くとか。夏との距離感を意識することはとても、重要だと思う。
夏だけではない。冬も同じで。真冬日に、寒さを覚悟して、その日に立ち向かわないと身体や頭が動かなくなる。防寒具を用意せよと、いうのではない。冬との距離を摑むことが大切。掴み損なうと、寒い、寒いの連発で、冬を過ごしてしまう。
夏冬だけではない。春秋も同じで。その季節との距離を推し量ると、春には季節の移ろいを楽しむことも、秋には自然の哀れを感じることもできる。
四季をどのように受け入れるか。四季との距離感をどう掴むのかは。実は、四季の話であって、四季の話ではない。理屈っぽいかも知れないが。人間関係の話である。
「親しき仲にも礼儀あり」というが。親子兄弟でも、友人知人でも、会社の上司、部下でも。お客様、スポンサーでも、如何に良好な人間関係を保っていても、汗だくの肌着のようにベタベタすれば、壊れる。かといって。汗だくにも拘らず、速乾肌着で、サラサラと冷めていれば、季節感が分からない。「冷めた奴」だと言われるほど冷静では人間関係は築けない。
兎角、人間関係・人の世は難しいのだが。生きて行くということはすべてに、距離感が大切である。距離感を間違へねば、夏は夏らしく過ごせるというものである。「距離感」について一考して欲しい。Goto
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