維新八策

残暑厳しき折。身を切る改革が、総選挙の争点になろう。
首相が問責され・・・各党が、選挙準備に・・・・そんな記事が躍る新聞紙面を眺めながら。
民主・自民の党首会談の折、本当に10月解散を確約したのかと、疑いたくなりますが。
解散風は、一度吹き出したら、誰にも止めることはできない。
今日で、8月も終わりだが。読売新聞は27・28の両日。衆院予定候補者のリスト発表した。台風の目といわれる「大阪維新の会」や地域政党の候補者が出揃わない内に、候補者名を掲載するのは、二大政党を有利にさせようとの意図、魂胆があるに違いない。
前々回は、小泉さんのワンイシュー劇場型選挙に躍り。前回は、政権交代、マニフェスト選挙に躍った。今回の選挙。そもそも総選挙を遣るに、大義がないのだが。もしも(私は、本当のところ、来年解散だと思っているが)両党ともトップを交代させて、年内解散となっても。
民主・自民の政策には、殆ど違いがないだろう。だとすれば、今回は「維新八策」が政策の目玉ってことになる。日経は、消費増税なしに日本の財政は維持不可能だ。増税法の成立は財政再建の第一歩に過ぎない。
「消費税増税前にやることがある」という政党・政治家は、法が成立した以上、今更「ちゃぶ台返し」は経済を混乱させるだけ。「やること」の中身を明らかにし、歳出削減せよ。行政改革せよ。消費税の最初の引き上げまで、まだ、1年と7ヶ月あるのだから。と論じる。
私は、その通りだと思っている。そんな折。維新の会、代表橋下大坂市長は、維新八策に、自ら身を切る覚悟として、「衆院の定数を480から、240に半減する」との政策を盛り込むと発表した。そして、「維新との合流を目指す国会議員は、定数を半減するとの言えば、殆どが去っていく」とも述べている。
さてさて。こうまで、消費増税前にやることの本質をつく政策を「維新八策」に盛り込まれると。嫌でも、総選挙を早めて、維新に過半数を与えたいと思う有権者が増えるのではないか。この秋は、残暑が終わらない、とんでもない、酷暑の秋になる予感がする。Goto

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