弥生

学校で浮かない。私だけの服をきたい・・・日経新聞。ピンクの広告です。
総広告費で、2012年。雑誌部門が0,4%増加したそうな。私は、出版関係者の努力を認めず。ほんまかいなと、疑念を持っていたのだが。小学館の発行する「Can Can」が、7ヶ月連続実売部数増(12年8月から13年2月号現在)との新聞広告を見て(写真参照)であれば、さもありなん。と、考えを変え掛けている。
そもそも。雑誌のみならず出版物の発行部数。発売したばかりで15万部突破だとか。大好評につき10万部増刷だとか。新聞の書籍広告では、景気の良い数字をならべて、「あんたも読み遅れないよう、お早めに」と煽るのだが。
広告に、わざわざ「実売部数増」と入れるところに・・・「では実売でない発行部数って?」と勘ぐりたくなるが。ここまで表示するなら信憑性がある。まぁー。そんな嫌味は程々にだが。最近、女性用向けの雑誌が堅調とはよく聞く。なぜなんだろう。
「Can Can」を手にとったことはないが。なぜ、女の子向けの雑誌を日経に広告するのか?いつから日経の読者は「学校で浮かない。私らしい服を着たい」なんて、賑々しいピンクのコピーに反応するようになったのか?広告と媒体?理解し難い。
女性雑誌では宝島社が先陣を切った690円支払って雑誌を買っても「特別付録」で、それだけの価値があるグリコ商法。だから、さらに本の中身で情報を一つでも二つでも得られれば儲けモノ、そんな女性心理が、女性向け雑誌を堅調にさせているのではないか。おまけで売る。グリコ現象というのだが。
出版社の編集部も。何か面白い。可愛い小物はないかと、流通のバイヤーのように「付録探し」で世界中を駆けずり回っているとしたら。編集の概念を考え直さねばなるまい。
で、なぜ、日経に「Can Can」の全ページ広告かって。
私の答えは。やはり。右下に黒ベタで白抜き「7ヶ月連続実売部数増」にあると思えてならない。そうです。女性向けの商品やサービスを扱う事業者は、ぜひ。読者が増えてる「Can Can」で広告をって勧誘するのが狙いなんではないでしょうか。
私的には。株価の推移に始まり。先物取引の指標とか。日銀総裁に誰がなるだとか。貿易収支の赤字だとか。TPPに参加するとかしないとか。殺伐たる経済ニュースオンパレードの日経が。ピンクの紙面で飾られっるのも。はる・・・弥生。悪くはないのだが。。Goto

2/25日経新聞

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