大卒の離職率

理不尽だとは思うのですが・・・経営者の努力不足に尽きます。
老いることは・・・こう言うことか。後悔しても始まらないのですが。あの時・・歯科医師会の「8020運動」のイベントを企画させて頂いた15年ほど前。仕事と捉えるのではなく、我事と捉え・・・歯に対してもう少し注意して努力すれば良かったと・・なぜなら・・「8020運動」80歳まで20本は自分の歯で・・・どころか。15本しか残っていません。
モノはよく噛んで食べないと消化に悪いし、何よりも美味しく感じない。これだけ、欠損してしまいますと、美味しくどころか・・上手く食べられません。行きつけの歯医者さんが、如何に凄腕でも、ここまでくればブリッジも難しい。ではと、相談して部分入れ歯にすることにしましたが・・・これが面倒なんです。
毎晩、取り外して洗浄をしなくちゃなりません。食事意外には不便を感じませんので、無精者の私は朝取り付けるのを忘れてしまい。出勤途中に思い出し戻ることもしばしば。そこで、流行りのインプラントにすることとしました。ただいま治療中です。
2010年3月大卒者の内、3人に一人が3年以内に就職先を辞めたと厚労省が発表しました。雇用保険で追跡できる36万5千人を調べた結果だそうで、全体の離職率は31,0%。分析では、リーマンショック後の就職難から、規模の小さい企業(中小零細企業のことでしょうね)や離職率の高い業種への就職割合が高くなったことが考えられると。机上論ですね。
果たして、そんな単純な分析で若者の離職を捉えていいんでしょうか。10年前、20年前の統計との比較はないのでしょうか。大企業の離職率はどうなんでしょうか。業種的に飲食、教育、学習支援・娯楽でも二人に一人が3年以内に最初の勤め先を離れたそうですが、職種よりも若者に問題はないのかと、問いたいのですが。
いや。私的には離職者の多いのは経営者の努力不足が一番だと思います。どんな仕事でも仕事は神聖なもの。厳しいものです。厳しさから逃れることはできない。嫌になったと新天地を求めるのも結構ですが。二度三度繰り返してしまうと・・・よほど運が良くないと・・最初以上の職は見つからない。そのことを若者に解いて聞かせる努力不足がそうさせるのです。
老いて・・・歯がなくなり、インプラントで代用しなければならなくなって始めて、大切に使用すれば良かったと反省する姿を、若い人には何度も言って聞かせるべきだと思っています。Goto

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