敬老の日・100歳以上が、過去最多、5万8820人だそうです!
虫の音があちらこちらから聞こえ、樹木は所々色づき、葉がチラチラと散り始めています。空を見上げますと抜けるような青きキャンパスに夏の綿雲や入道雲と秋の巻雲やうろこ雲が同居した「ゆきあいの空」となっています。(毎日・余禄)
隣り合う季節が行き合うことを表す「ゆきあい」・・・とくに夏から秋への変わ目に相応しい言葉ですね。行く夏と来る秋の行き合う空の道には夏の熱風が影を薄くし、片方に秋の涼風が吹いているのでしょう。この夏は高気圧の張り出しが弱く、日本列島上空が、寒気と冷気の狭間となり局地的な豪雨が各地をを襲いました。
先週も北海道を襲いました。これも「ゆきあい」かも知れません。季節の移ろいは速いもので、秋晴れが続いたかと思えば、寒気の勢力が強まりどんよりとした鉛色の雲が覆い木枯らしが吹き荒れる季節がそこまで近づいています。
季節はこうして巡り、人は意識しなくてもその巡りのなかで老いてゆきます。「敬老の日」を前に厚労省は100歳以上の高齢者は5万8820人、前年比で4423人増え、44年連続で過去最多を記録したと発表しました。因みに、我が岐阜県では901人。女性が84%だそうです。
世の中。女性が輝く社会作ろうと官民上げて取り組んでいますが。100歳まで行き抜けるのは、男性よりも女性が圧倒的に多いのをどう分析したら良いのか。私にはわかりませんが。2035年には独居老人の世帯が日本の総世帯数の35%になるという統計も・・・・
季節の移ろいに思いを巡らしながら、人生にも「ゆきあい」があるんでしょう。自分自身の立ち位置を間違えないようにしなければ、社会の邪魔になり・・・生きていても他人に迷惑ばかりになってはいけないと思いつつ「ゆきあい」の秋の空を眺めています。Goto
コメント
コメントありがとうございます。
昭和の歌、聴きに行きます。
フォークソングはありますか?
Goto
こんにちは。
この季節は、こんな僕でも秋の空を眺めてしまいます。季節は廻り、夏が去り、秋がやってきました。それでも、この秋も、やがては去り、冬がゆき、春も留まることなく、次の夏と秋が…。季節が巡り来ても、この秋は、去年の秋ではない。人も季節と同様に、どんな人も等しく死ぬことだけは約束されている。だからこその一期一会の大切さ、希望を持ち煌き続けなければいけない。そう感じてます。
この夏から始めた「昭和の歌」。さだまさしさんが大好きになりました。「防人の詩」の中の一節です。答えて下さい♪この世のありとあらゆるものの、すべての命に約束があるのなら♪春は死にますか♪秋は死にますか♪夏が去るように♪冬が来るように♪みんな逝くのですか♪教えて下さい♪この世に生きし生けるものの、すべての命に限りがあるのならば、海は死にますか♪山は死にますか♪私の大切な故郷も逝ってしまいますか♪ 秋の空を眺めながら、この歌を口ずさんでいました。