9月のカレンダー

自分というものは他者との関係の中で初めて意味を持ちます。
今日で9月も終りです。残暑見舞いの葉書をだすいとまもなく夏が過ぎ去った気がします。8月の中下旬雨が異常に多かったせいですが。その反動かもしれません。なんとなくですが、今年の秋は、時々夏が顔を出したりして冬の到来を遅くらせ、長く続くような気がします。
秋は年間を通してもっとも、働き易い気候です。春に撒いた種が、夏に育ち、実を結ぶ季節です。秋の夜長、この一年の仕事ぶり、取分け、出会った人たち、お世話になった方々、関係ある全ての人々に感謝しながら仕事の成果を見つめたいものです。
成果が素晴らしければ、周りの人々に助けられたお陰です。不満足ならば努力が足らなかったのです。自分の何処に欠陥があるのか。何が問題かを再点検して、人と人の関係を再構築しなければなりません。秋の夜長はそのための時間でありたいものです。
「自分というものは他人との関係の中で始めて意味を持ちます。自分の存在意義は周囲の人が決めるのです」「だから目の前の環境や人々とのつながりを無視した自分探しには意味がない」養老孟司先生の言葉です。秋の夜長を過ごす折、注意深く考えねばならない言葉だと思います。
「天高く馬肥ゆる秋」・・・・・もう一度自分の周りを見渡し、自分の位置、立場を整理して、ひと頑張りせねばと、9月のカレンダーを10月に変えます。Goto

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