首相夫人

ガラスの天井をぶち破るのではないかと期待したい・・・・
なるほどと、思わず納得したのが、安倍首相夫人のワシントンのシンクタンク、戦略国際問題研究所での講演主旨を読んで。歴代の首相夫人・・・有能な方々が多かったと思いますが、彼女ほど、首相の方針に異を唱えるファーストレディーはいませんでした。
毎日の風知草では、人気取りの危険な曲芸ではないか。政策変更への期待を繋ぎ留める高等戦術ではなどと気を揉んでいますが。時代は変わったのです。女性が輝く時代が訪れたのです。首相夫人が、夫人であることを武器に自己主張を堂々と述べる。それが首相にも影響する・・・
とするならば、それこそ、古い家族主義からの脱却といわねばならないでしょう。ただ、毎日のような現政権に批判的な新聞は、夫人の一連の言動は自然保護、自然回帰が貫かれている。首相の保守主義はウォール街の強欲な資本主義背景に、経済優先で「瑞穂の国の資本主義」を歪め、公共事業拡大による「国土強靱化」というなの自然破壊・・・・
原発の輸出、必要な規範も破壊する規制緩和、これらは地域の自然も伝統も壊してしまうと、ことさら夫人との違いを引き立たせ、政権批判の増幅に利用している。こんな為にする姑息な手段に惑わされないよう注意しなければと、危惧をするのだが・・・・
講演での「女性が男性と同じように働くことが幸せで良い社会とは思えない、色んな働き方が認められる社会がステキだと思う」「ピラミッド型の男社会に女性を放り込むのは乱暴ではないか」などの発言は、女性と仕事、社会との関わりを冷静に分析し、首相保守主義を肯定する。
日中関係についても「国同士は国益を背負って対立もあるが、一人の女性として、どんな国とも仲良くすべき」と・・・外交の真髄を突く。ワシントンポストは「夫人は安倍首相の秘密兵器」と持ち上げる。時代は変わったのです。米国よりも格段低い日本のガラスの天井・・・・安倍首相夫人がぶち破る様がみたいものです。
因みにガラスの天井が低すぎて立ってもいられないのが、日本のメディア界だと、私は思うのですが・・・如何でしょうか毎日新聞様・・・・Goto

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