読書週間

活字に馴染むことを習慣、癖にしませんか、楽しいですよ。
私は遅読です。机上には読みたい本が山積み、なかなか消化出来ず、埃をかぶって出番を待っています。活字中毒ですから、日々新聞各紙に目を通し。週刊誌(日経ビジネス他)、月刊誌(文藝春秋他)を定期購読し、更に新聞の書籍広告と日曜の読書欄で新刊、話題本を求め手元に置いておかないと不安です。
小遣いの大半は本代に・・・まぁ、この歳になりますと、他に欲しいものもありませんので、これで良いのですが。遅読を解消しないと溜まる一方。それが悩みですが、速読術などそれなりに努力したこともありますが、斜め読みではどうも頭に上手く入りません。
それに、縁あって手元に置いたのです。ちゃんと読まないと作者に失礼な気がしますので。なぜ、私が本好きなったのかと申しますと、18歳、ニキビ面で上京、学生生活に入る折、親父殿が、仕送りの10%は本代に充てろと言われたからです。
ですから、世田谷烏山に下宿した日、駅前の商店街にある「相沢書店」に入ったのが切っ掛けで活字好きになりました。店主は相沢要さんと仰って区会議員。面白い本を進めてくれました。それから大学が神田にありましたので、古本屋さんを歩くのが趣味になりました。と言いても、学生運動華やかなりし頃・・・
神田界隈は、本屋通いよりも、デモで走り回ったことの方が多かった気がしますが。本を読むのは、活字に馴染み、活字を追うことが癖にならないとなかなか読めないものです。日常生活にどれだけ活字を織り込むのかでしょう。朝起きて新聞に目を通すのを習慣にして欲しいものです。
子供の頃から活字に馴染むには、やはり学校での「朝の読書」が大切ですね。これは集団の力を借りてみんなで読めば楽しです。そのためには親と教師の努力です。一人ひとりの子供と向き合って、興味のある本を探し与えることです。そのために図書館もあるのですから。
最近、新聞を購読しない家庭が増えました。それでは子供に活字に馴染ませるのは難しいです。残念なことですが。それ以上に驚きは、新聞を購読しない教師が増えたことです。教師はその職業からして新聞に目を通さなければなりません。社会の動きに疎い教師では、子供が不幸です。
秋の読書週間です。活字に親しむ習慣をつけてはどうでしょうか。Goto

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