エゴマ(荏胡麻)

地方創生で大自然の恵みが世の中に出ていく・・・
我が岐阜県は日本列島の中央部に位置し・・・
海なし県ですが、伊勢湾に面する桑名市に隣接する海津町は海抜ゼロメートル。
北アルプス連峰の西側に位置する飛騨地区は三千メートル級の山々が連なります。
私は常々思っていますが、ということは、低地から高地まで・・
様々な植物が生息しているってことです。
あまり一般的ではないが、地域の人が食材にしている植物も探せば結構あるものです。
御嶽山麓の下呂市。小坂町や萩原町では大概の世帯でエゴマ(アブラエ)を栽培しています。
エゴマはシソ科の植物で、ゴマに似た種子を擦って調味料に使います。
ごま油ほど濃くはありませんが、独特の風味があり、和え物には最適です。
そんなエゴマを地域活性化に繋げようと「あぶらえ生産組合」が発足(読売3/5)
遊休農地を利用して本格栽培に乗り出し、特産品として量産化が始まりました。
エゴマには認知症や肝炎予防に効果がある必須脂肪酸「αーリノレン酸」が多く含まれ
健康志向にぴったり。(そう言えば、エゴマ栽培世帯では認知症に罹る人が少ない)
量産には苗の栽培、植え付けや収穫の機械化、更には商品化の
生産工場など、課題は山積ですが、農業は地方創生の大きな柱・・
行政や岐大農学部としっかりタッグを組んでこの事業を成功させて欲しい。
我が社も、ハッピーメディア®地域みっちゃく生活情報誌®を通じ・・
エゴマの普及に尽力できればと思っている。
飛騨の山あいで古くから食されてきた植物が世の中に広まり・・
地域を元気にする・・大自然の恵み感謝です。Goto

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