組市松紋様

いよいよチェッカーフラッグが振られましたね。
東京五輪のエンブレムが決まりましたね。
あなたはどう思われますか?
私は・・・D案の朝顔が良いかなぁと思っていましたが。
例の問題になったエンブレムよりも「善い」と思います。
市松紋様が使用されている代表はカーレスのチェッカーフラッグです。
レースの始まりと終わりに振られる旗ですから・・
これで、いよいよオリンピックの始まり、始まりですね。
広告を生業としています。デザインには多少心得と興味があります。
藍色一色で派手さがない・・・そんな声も耳にしますが・・
「市松」とは江戸時代の歌舞伎役者「初代・佐野川市松」のこと。
その佐野川が「白と紺の正方形を交互に配した袴」履いて・・
中村座の舞台に登場・・時は元禄・・その派手さに、江戸市民が喝采。
古来から石畳模様と呼ばれていた柄が・・市松紋様と呼ばれるようになったとか。
ですから、決して地味なデザインではありませんね。
ただ、白と紺、シンプルさがそう言わせるのでしょう。
多分、四角の部分に様々な色が勝手に付けられ華やぐのではと思います。
(著作権の関係で問題ですが)
因みに、このエンブレムを「組市松紋様」いうそうですが、
人の名前と同じで固有名詞で新語だそうです。
そこまで考え、白と紺の四角を組み合わせてのデザイン、実に優秀なデザイナーですね。
江戸時代・・・江戸文化が最も花開いた元禄の世。
その象徴一つ「市松紋様」が東京五輪の顔になる。
オープニングでは、江戸の文化を駆使したイベントになるのでは・・
そんなことを思いますとワクワクしますね。
市松紋様・・・チェッカーフラッグが振られました。
あと四年・・・一抹の不安はありますが・・元気で五輪まではと・・
そう思って頑張る高齢者が増えれば・・・五輪冥利に尽きるのでは・・・Goto

コメント