新聞を読まない人が増えると・・・・心配です。
このブログ・・・3170回を数えます。
9年近くも毎日書いている勘定です。
普通なら、石の上にも三年、その三倍も修行すれば、
それなりに、文書が上手くなるとか、内容が良くなるとか・・・
なんか、得難き経験になるハズなのですが・・・
残念ながら・・そんな気配は微塵もない。トホホホ・・・
しかし・・死ぬまで毎日書くぞ・・と決めたことです。
決めたことは最後までやり通す。その覚悟のお陰で、苦痛ではなくなりました。
私は新聞大好き人間ですが、最近、新聞を読まない人が多い。
いや、購読しない人が増えたことに我慢ならない。
なぜ、新聞を読まないのか。
日々、新聞から得られる情報や知識は日常生活に潤いを与えてくれるのに。
この歳になって、分かるのですが、
社会の中枢にいる人で、新聞を読まない人はいません。
新聞を読まな人で、社会の一線で活躍する人もいません。
新聞を日常的に読むか、読まないかで、その人の社会での立ち位置が決まります。
それが理解できない人は新聞を読んでいない人です。
英国経済誌・・FT(フィナンシャルタイムス)を買収した日経・・
情報内容で徐々にですが・・・EUの記事が増えてきました。
高齢社会日本。国際社会、取分け成熟しているEU社会を知ることは、意義があります。
毎日新聞はWSJ(ウォールストリートジャーナル)と提携を深めています。
日本版WSJは毎日で印刷、配達・・デジタル毎日でも読めるようになった・・
WSJはメデイア王ルパートマードックのニューズコーポレーション社の傘下。
そのニューズコーポレーションのCEOロバートトムソンが来日・・
毎日のインタビューに答えている。実に興味深い。
「新聞には歴史がある。紙のメデイアが100年後も生き残こり、
それを守る責任が、ジャーナリストとして、新聞経営者にはある」
「紙の新聞には歴史の一瞬をとらえてみせる役割と社会のナビゲーターの役割がある。
読者に説得力と共感を持って語りかけなければ存在理由はない」などと、
新聞の本質を述べている。だから新聞を読まねばならない。
また、デジタルと紙媒体との兼ね合いについても・・
「デジタルファーストの考えで質の高いコンテンツの価値を高め・・
課金していくこと。グーグルなどのアグリゲーターとは
競争力を持たねばならない」と新聞の矜持に立って、正面からデジタルと向き合う。
なんという、誇り高き、ジャーナリストでありメデイア経営者か。
新聞のあり方と方向性を明確にしている。
日本の新聞社も、新聞の価値と役割冷静に見つめて欲しい。
新聞を読まない人が増えれば、この国に未来はないのだから。Goto
コメント
コメントありがとうございます。
情報収集の手段は紙の新聞からネットに移行する端境期、
そんなお考えでしょうか?
欧米と日本では新聞事情が違います。
米国は国土が広すぎて、宅配制度が馴染みませんでした。
欧州は宅配の文化がありません。
日本は国策で、再販制度に新聞を加えました。
確かに発行部数が減っていますが、欧米ほどではありません。新聞が衰退する一番の危惧は、新聞記者が育たなくなることです。良質の記事を書く記者がいなくなれば、ネットで読む記事がないってことです。Goto
紙の新聞を読まない人は、今後もどんどん増えますが、
Smartphone で news を読む人は、どんどん増えています。
そもそも Washington Post は、デジタル化に最も成功した新聞社で、現在はAmazon の Jeff Bozof に買収されています。今後もデジタル化戦略が進むでしょう。
そもそも若者に月額5000前後、年間5万円以上も紙の新聞の講読費を負担させるのは酷でしょう。ネット上なら、いくつもの新聞・雑誌を無料で読み比べできます。
この趨勢をひっくり返すことは無理ですよ。
日本の紙新聞を読め、というより、英語の「新聞」をネットで読むようにしたほうが、遥かに世の中を見る目が確かになります。