暑苦しい朝日の経済記事

日銀の政策はインパール作戦と同じですって?
この地方で、一年で最も暑い日は、梅雨明け三日だと申します。
今年は梅雨の晴れ間に・・すでに猛暑を予感させていますが・・
梅雨明け間近・・・心して・・近年にないといわれる猛暑の夏に備えたいと思います。
暑いといえば、朝日新聞の経済欄「波聞風問」に掲載された・・・(7/5・朝刊)
「異次元緩和・黒田日銀がはまった罠」は本当に暑苦しい内容でした。
朝日の批判をする積もりはありませんが・・・
どんなことでも戦争と絡め批判する精神・・・・見上げたものだと申しあげるべきか?
華々しくスタートした日銀異次元緩和・・2年で資金投入2倍。物価上昇率2%・・
2・2・2と目標を掲げたのに、3年経っても物価上昇率マイナス・・
それでもって・・お金の量は3倍を突破。目標は延期に延期・・・破綻したのではないか。
「言ったことはやれよ。できないのは・・・あんたが悪い・黒田さん」
アベノミクス失敗と主張、選挙戦を展開する野党の後押しする解説記事です。
経済は生き物です。そしてエンドレスです。
あのまま、デフレ状態のまま・・何の手も打たなかったら・・・ゾッとしませんか。
何処を基準に数値目標を評価するかで・・物事の判断は変わるものです。
そんなことは、お構いなし。無責任な批判はさらに続きます。
日銀の打つ手は・・・敗色濃厚なった日本軍が・・起死回生を狙ってビルマ北部で・・
仕掛けたインパール作戦と同じ。10万人の兵を投入、3万人戦死、更に多くの兵が倒れた。
とインパール作戦持ち出した荒唐無稽の批判・・・
倒れた兵隊が国民ってことでしょうねぇ。
まだ続く・・・次々繰り出す苦し紛れの日銀の政策と、楽観的な見通しは・・
まるで、往時の国威発揚のため、国民に作戦の失敗を明らかにせず・・
楽観的な発表を繰り返す大本営と同じじゃないか・・・とまで、言い切る。
どこからそんな発想が出てくるんでしょうかねぇ。
日本経済は、日銀の無謀な策によって、敗戦の憂き目にあっている。
国民は日銀に騙されている。明日にも日本経済は奈落の底に陥る・・
国民よ・・・目を覚ませと・・・・これではまるで、赤旗だ。
一度戦争に踏み込んだら、敗戦濃厚でも突き進むしかない。
かつて日本軍が陥った罠に、日銀もはまっている。
黒田総裁を変えろ・・・そして、失われた・・・25年に戻れと・・
時代錯誤とはこのことだろう。
これが天下の朝日新聞の日銀批判、経済面の編集委員の解説記事です。
アベノミクスを批判するための批判記事。
建設的で前向きな記事は一行もない。それも参院選のさなかに・・・
私は、この暑苦しい批判が猛暑よりも怖ろしい。Goto

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