為替と観光

今年・・・目標の2000万人突破しそうな気配です。
円高傾向にある。本当のところ・・為替がどのようなメカニズムで動くのか?
よくわからない。大概の論評は後付けで・・そりゃそうだで終わる。
予想が難しいのが為替の特徴ってことにするのだが・・・
円高は・・海外からの旅行者に逆風だとか「爆買い」に変化が見られるとか・・
直ぐに、景気のバロメーターとして利用され・・観光に影響するとメディアは言うが・・
果たしてそうなのか?大いに疑問である。
7月の訪日客は過去最高。昨年同月比で20%増に。
円高傾向の影響との整合性が取れない。
地域別では中国が初めて単月で70万人を突破。韓国・台湾からも過去最高。
東南アジアからの割安のクルーズ船が寄与しているらしい。
全国上位20港での寄港数は昨年の4割アップになりそうだと。
そういえば・・・HISの社長が、今年、佐世保にも停泊するクルーズに・・
今後の訪日客は「爆買い」よりも「クルーズ」・・と発言、
2・3年後には年間100万人を超すだろうと。・・
であれば、日本は島国。どの地方にも港がある。
湾岸整備を強化すれば・・全国どこでも海から観光客を招くことができる。
公共事業といえば直ぐに、反対と言う人がいるが、
観光産業振興のためのインフラ整備と考えれば、空港よりも・・と思う。
訪日観光客・・去年1300万人を突破し、今年は2000万人だと観光庁は意気込むが・・
この調子なら、11月には達成するのではないか。円高傾向なんのそのである。
今後、中国はもとより東南アジア各国の経済が上向けば・・
2020年4000万人の前倒しもありではないか・・
いや、経済が上向くだけではない。旅行は人生謳歌するに必要な行為であり・・
新興国にとっては、日本が一度が訪れたい魅力的な国の一番だからである。
為替が訪日客を左右はするだろうが、それ以上に・・・・
彼らが訪問したい国になるよう「日本らしさ」を磨くべきではないだろうか。
観光産業が日本を支える日は近いのだから・・Goto

コメント