業務命令で・・

障がい者の犠牲の上に・・・健常者の安全があるなんて・・・
東京の地下鉄で盲導犬に誘導されていた視覚障がい者が・・
ホームから転落、死亡した不幸な事件があった。
ひとりで歩いていたのではない。近くにいた誰かが・・・声をかけれなかったのか?
駅員が手助けできなかったのか・・・悔やまれる。
お節介が講じてよくトラブルを起こす私としては・・・
(先日も駅の階段でところ狭しと座り込んでる若者を注意・・親父狩りに合いそうに)
取分け、健常な人達が見て見ぬ振りをしていたとしたら・・・
淋しい社会ですねぇ。
国交省は渋滞や事故を引き起こす「開かずの踏切」が全国に・・・1479カ所あると・・
交通ピークの遮断機データや住民の改善要求を記載した「踏切安全通行カルテ」を公開。
2005年に東京足立区の踏切で4人が死傷した事故を受け・・・07年に
危険度の高い踏切が1960カ所を「緊急に対策の検討が必要な踏切」として・・
公表したのに・・481カ所・・24%しか改善されていない。
いったい自治体は何をやっているのか。
国交省も8年間も公表しただけ。命を守るのは自治体の最優先ではないのか。
如何に行政がお粗末かを露呈させていると言えないでしょうか。
カルテは都道府県別に危険箇所数を公表。東京・神奈川・大阪・埼玉県で全体の57.6%
国交省は調査機関じゃないのです。主体となって、鉄道業者に業務命令を出し、
自治体に必要な予算を付け、期限を切って・・・間髪入れずにやらせる・・
その位の迫力があって然るべきでしょう。
国交省の担当者は「踏切の現状や課題を見える化し、安全対策に役立てて欲しい」なんて、
他人事のような物言いに・・・思わず・・これが役人か・・と怒鳴り付けたくなります。
地下鉄のホームもそうです。安全柵が必要なことは以前から分かっていること。
障がい者の犠牲が出てしまったのです。
早急に安全柵を作ることを義務づけるべきではないのか。
障がい者の犠牲の上に健常者の安全があるなんて、悲しいことです。Goto

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