ネット広告不正事件

広告業界の盟主に自浄作用を願う・・・・
9月も今日で終わり。気象庁は梅雨前線の停滞期間は約40日ぐらいという。
秋雨前線も同じ概ね40日だとも、しかし私の感覚では・・秋雨は精々10日・・
程ではと思うんですが、今年は長く・・・二ヶ月近くも愚図ついています。
気象庁の発表が正しいのかと思いつつ・・長雨は本当に鬱陶しい・・・
明日からは、スカッと晴れてくれと願います。
鬱陶しいを収めたいので、言わずもがなの鬱陶しい話しを・・・
我が社のハッピーメディア®地域みっちゃく生活情報誌®の発行部数は、
10月号で、全国26道府県、109誌、6,404,287部になりました。
勿論、一部の齟齬もありません。
しかし、広告業界の商習慣はいい加減で、
いや、信頼関係で成り立っていますので、非常にアバウトな取引が行われます。
私はそのアバウトさが納得できませんので、印刷はもちろん、配布の証明も出します。
ですから、我が社はスポンサーに信頼されています。(当然ですね)
広告業界のガリバーであり、盟主の大手広告代理店が・・・
「ネット広告不正」(読売)「過大請求など2,3億円」(朝日)「掲載期限など偽り」(毎日)
と各紙がインターネット広告を契約通りに行わず、広告主の信頼を裏切り・・・
表示や閲覧の回数を故意に虚偽していたことがスポンサーの指摘で発覚したと報じました。
盟主の担当副社長は記者会見で「担当部署の恒常的な人手不足に陥いり、
ネット広告の急速な拡大などで現場の負担が増したのが原因・・・
特定の個人よりも経営の責任である」と釈明しました。
このネット広告不正事件。(私は敢えてこう呼びたい)
人材難による経営の問題などではない。業界の体質に起因する事件だと思っています。
例えば、巷間言われる新聞の押し紙問題など、発行部数と実売数の齟齬は
日常化しています。チラシなどの配布部数は実に曖昧です。
それが盟主率いる広告業界の実態です。
広告市場でネット広告は1兆1500億円を突破、全体の20%近くなる勢いです。
合わせて、ネット広告は仕組みが複雑でデータが明確に出にくいといわれる媒体です。
そこを利用しての不正であるならば、新聞発行部数のブラックボックスによる・・
不正と同根ではないでしょうか。
「広告は社会を写す鏡です」「広告は経済活性の尖兵です」
この世に広告なかりせば、経済は停滞し、国民生活から活力が失われます。
広告の役割と使命は重いものがあると私は信じています。
ネット広告不正事件は実に鬱陶しい問題です。
盟主として、ぜひ、正面から向き合い、広告業界の健全化のために
秋晴れのようなスカッとした・・・自浄作用を願います。Goto

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